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7つの選手育成段階の第2育成段階後半では、これまで積み重ねてきたスキルを土台として、引き続き少人数で小さなフィールドのなかでたくさんボールを使って楽しみながらトレーニングをしていきます。
ゴールの数や位置、フィールドの大きさや形、特別ルールでオーガナイズを変えながら子供たちのアイデアや創造性を促進し、サッカーに必要なテクニックやサッカーに対する興味・関心を高めていきましょう!
ドイツのテクニックトレーニング概要【将来を見据えた指導プラン】
テクニックとはあらゆる試合の状況で”思い通りに”ボールを扱える能力
ドイツサッカー協会指導者...
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9~10歳は何をしたくて何ができるか
遊ぶ - 興味を持つ
- サッカーで遊ぶ、楽しむ
- ミニサッカーでサッカーを学ぶ
- ボールを器用に扱う・素早く扱う能力
- ボールを使った遊びで難しいテクニックも学ぶ(両足)
- 戦術の基本を学ぶ(ポジション、スペースなど)
- 個の育成
- 勝ち負けを学ぶ
特徴
- 遊びたい、動きたい
- 褒められたい、認められたい、他人と比べたい、競いたい
- 受け入れ態勢の不足
トレーニングの割合
【ドイツサッカー協会の新たな育成改革】9歳までは3対3のミニサッカー・リーグ戦無し
ドイツサッカー協会は新たな育成改革として、2019年7月から11歳以下のカテゴリーにミニフースバルと呼ばれる2人制や3人制、5人...
トレーニングの重点
フィジカル
- 少人数で遊び形式や競争形式、対人形式のなかで
- さまざまな走り(ステップ)や動きの習得
- コーディネーション(空間認識、距離識別、反射、ボディバランスなど)
- スピード(直線的、非直線的)
- 柔軟性
テクニック
- 少人数で遊び形式や競争形式、対人形式のなかで
- ドリブル、ボールキープ、ターン、フェイント
- さまざまなボールコントロール(ゴロ、浮き球、バウンド)
- パス
- シュート
- 両足が使えるように!
- 守備よりも攻撃を優先!
戦術
- さまざまな遊び形式やミニゲームでサッカーを学ぶ
(ポジション、スペース、サポート、パス&ゴー、アイコンタクト、ワンツーなど) - さまざまなゲーム形式でアイデアを蓄積する
(2対1、2対2、2対3、4つのゴールなど) - 1対1、1対2
- ストリートサッカーの要素(自由な発想)
- 試合ではリベロをつけない(1対1の強化)
パーソナリティ
- チームメイトや対戦相手に対するリスペクト
- コミュニケーション、チームスピリット
- 多くの成功体験(ゴールを決めるなど)
- 過度の恐怖やストレスを与えない
指導者のためのガイドライン
- 個々の長所を伸ばす
- 小さなフィールドで少人数で行い、各選手がたくさんのアクションを起こす
- テクニックトレーニングはサッカーの試合で使えるトレーニングである(両足を使う)
- 正確なアクションを促し、必要であれば修正する(デモンストレーションを行う)
- 戦術の基本を伝える(主に個人戦術)
- 子どもは小さなプロではない(期待しすぎない、要求しすぎない、忍耐)
- 指導者は子どものお手本であり、チームメイトでありエンターテイナーの役割もする
1日の練習メニュー例
1日の練習メニュー例【9~10歳(3・4年生)】【第2育成段階後半】9~10歳の指導概要でトレーニングの割合や重点などを挙げましたが、実際に1日の練習でどんなことを行っていけばよいでし...
1日の練習メニュー例【1対1・四角形シリーズ】ジュニア年代を対象に四角形シリーズで1日の練習メニュー例を3つ用意しました。
例①はドリブルとフェイント、例②はドリブルとターン、...
1日の練習メニュー例【認知・判断・実行を高める】ジュニア年代はもちろんのこと、難易度を変更することでジュニアユースやユース年代にも応用可能な1日のトレーニング構成例です。基本的には全て...
- ドイツサッカー協会 指導者ライセンス講習会資料
- シャルケサッカーキャンプ 講習会資料