ポジショナルプレー

Tr78) 6+6対6【ポジショナルプレーの導入】

レーヴ監督が2014年のワールドカップ優勝前からドイツ代表で行っていたポジショナルプレーのトレーニングメニューです。

的確なポジショニングと状況把握・判断、正確なパスとファーストタッチにより安定したボールポゼッションを行うだけでなく、チャンスがあればゴールに近づくために前進を目指します。

ドイツ代表は個のトレーニングを絶対2タッチでよく行っていました。絶対2タッチにすることによりファーストタッチの精度が求められるのはもちろんのこと、味方がディフェンダーからプレッシャーを受けにくくするためのパススピードやプレッシャーを受けにくい味方へのパスを出すための視野の広さゲームインテリジェンスも求められます。Viel Spaß!

重点

ポジショナルプレー(状況把握・判断、ポジショニング、身体の向き、パススピード、パスの距離、ファーストタッチ、1タッチプレー)、攻守の切り替え

準備

  1. 20x18mの長方形を2つ作り、中央に20x5mのエリアを設ける。
  2. 6人組を3チームを作る。
  3. 攻撃チーム(青と緑)は長い辺に2人、短い辺に1人ずつ、エリア内に1人、中央エリアに1人ずつ入る。
  4. 守備チーム(赤)は4人と2人に分かれて広いエリアに入る。

進め方

  1. 攻撃チームは守備チームに奪われずに中央のエリアを経由して反対のエリアにボールを送る(下図、左)。レベルに応じてタッチ制限を設ける(2タッチ以内など)。
  2. ボールが移動したら守備チームの2人が移動し(下図、右)、同じように続ける。
  3. 守備チームはボールを奪ったらグリッド外にドリブルで脱出を試みる。

コーチングポイント

  1. 状況に応じたポジショニングをとる(パスコース、角度)。
  2. 1タッチのパスとボールコントロールを使い分ける。
    ・ 相手が寄せてきている → 1タッチパス
    ・ 相手を引き付ける → ボールコントロール
  3. 身体の向きを整えて正確なボールコントロールを行う。
  4. 状況に応じてパススピードパスの距離味方のどちらの足に出すかを調整する。
  5. 安定しながら前進・展開のチャンスを伺う(相手をひきつけて移動)。
  6. 守備チームはコミュニケーションを図りながらボール奪取を狙う。
  7. 攻守の切り替えを素早く行う。

バリエーション

  1. 人数やフォーメーションに合わせてスタートポジションを変える。
    ・ 5人組の場合、長い辺に1人だけ配置する。
    ・ 長い辺に1人だけ配置し、エリア内に2人配置する。
  2. 中央のエリアの選手は1タッチのみで行う。
    → 中央のエリアの選手同士でのコンビネーションを促す(3人目の選手)。
こちらの関連記事もどうぞ!