ボールポゼッション系

Tr61) 4対4+2【ダイアゴナルパスで前進】

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オーガナイズをほぼ変えずにTr60) ダイアゴナルパス(斜めのパス)をディフェンダーのいる状況に発展させたものです。

ボールホルダーから斜めのポジションを取り、ディフェンダーが来ていなければターン、来ていればディフェンダーをひきつけてから深いところへのパス(3人目への落とし)など、ディフェンダーの動きによってアイデアを使い分けてみましょう。Tr59)十字のパスTr60) ダイアゴナルパスのあとに試してみてください。Viel Spaß!

TR60) ダイアゴナルパス【斜めのパス】Tr59) 十字のパス(縦パス、スルーパス)と同様に、縦パスが通らない、なかなか前進できない、と言った状況を改善するためのメニューです。...

重点

ポジショニング、状況把握(身体の向き、首を振る)、ダイアゴナルパス、ファーストタッチ、3人目の動き、攻守の切り替え

準備

  1. 30x20mのグリッドを作る。
  2. 6人組を2グループ作り色分けする。
  3. 各色が対角に1人ずつ入り、残りの選手はグリッド内に入る。

進め方

  1. グリッド中央でボールを上にあげてスタート。タッチ制限なし。
  2. ボールを保持したチームは一方の角へのパスを目指し、成功したら逆を目指す。
    進行方向の角へのパスが成功したら1ポイント。
    進行方向とは逆の角にパスを出してもよいが0ポイント。
  3. 角にパスが入ったら、パスを出した選手は角で新たな受け手となる。
    パスを受けた選手はグリッド内に入る。
  4. ボールがグリッド外に出たら相手ボールからリスタート。

コーチングポイント

  1. ボールホルダーに対して斜めのポジションを取る。
  2. 進行方向の状況が把握できる身体の向きを作る。
  3. 味方がマークされていなければ遠いほうの足に鋭いパスを出す(ターン!)。
  4. ディフェンダーが来ていなければターンして前進を目指す(図a)。
  5. ディフェンダーがサイドに食いついたら深いところへのパスを目指す(図b・c)。
  6. 深いところの選手はディフェンダーの状況に合わせてプレーする。
    図b) ディフェンダーのいない方向にターン
    図c) 3人目の味方に落とす。
  7. 2人目・3人目としてパスコースを作る。
  8. 攻守の切り替えを素早く行う。

バリエーション

  1. グリッド内の選手は2タッチ以内でプレーする。
  2. フリーマンをグリッド内に1人入れる。
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