Tr220) ゴール前2DF対1【ドリブラー対策Doppeln】
記事内に商品プロモーションを含む場合があります
スポンサーリンク
ドイツ語で「ボールホルダー1人に対してディフェンダーが2対1の状況を作ること」をDoppeln(ドッペルン)と表現します。
Tr219) グリッド内2DF対1【2対1でボールを奪うDoppeln】では、ドッペルンの基本となる限定役とボール奪取役の役割をグリッド内で学びましたが、このメニューではゴール前の実戦で起こりうる状況でさらに精度を高めていきます。
Tr219) グリッド内2DF対1【ドリブラー対策Doppeln】ドイツ語で「ボールホルダー1人に対してディフェンダーが2対1の状況を作ること」をDoppeln(ドッペルン)と表現します。
例えば...
例えば、ヤマル(バルセロナ)やエムバペ(レアル・マドリード)などはサイドの1対1を簡単にはがして決定的な仕事をしますが、主に中盤の選手がサイドの1対1に加わり2対1の状況を作り出すことで(ドッペルン)、相手の攻撃の起点を潰して失点の確率を下げることにつながります。
ただし、ドッペルンを行ったとしても、2人の役割が曖昧になったり距離が遠かったりすると、局面を打開されて逆にピンチを迎えてしまいます。1対1やコミュニケーションのスキルも要求されます。いくつかのシチュエーションでいろいろ試してみましょう。Viel Spaß!
重点
ドッペルン(守備の2対1)、コミュニケーション、攻守の切り替え
準備
- ゴールから25m離れた位置にミニゴールを2つ設置し、ゴールラインから20mのタッチライン上にマーカーを置く。
- ゴール前にGK、ペナルティエリアの角あたりにディフェンダー(赤)、マーカーの位置に攻撃の選手(青)が準備する。
- 2人目のディフェンダー(赤)がミニゴール脇にボールとともに用意する。
進め方
- ミニゴール脇の選手がサイドの攻撃の選手にパスを出した後、2人目のディフェンダーとして守備に加わる(下図)。
- 攻撃の選手はゴールを目指し、守備側はボールを奪ったらいずれかのミニゴールを目指す。
コーチングポイント
- ファーストディフェンダーがボールホルダーをゴール側に行かせないように限定役となり、2人目のディフェンダーがターンの瞬間などを狙うボール奪取役となる(上図)。結果的に1人目がボールを奪うこともあります。
- ファーストディフェンダーは、2人目のディフェンダーを守備に参加させるために攻撃を遅らせる(ディレイ)。1対1の状況で一発でボールに飛び込まず、はがされない距離を保ちながら対応する。
奪えない状況で突っ込んで入れ替わると、2人目のディフェンダーが戻ってこれない(下図a)。 - 2人目のディフェンダーは、1人目が突破されそうな状況ではカバーリングに入るが、ボールホルダーがゴールに背を向けて孤立した状態でもカバーリングに入ってしまうと、2対1の状況から逃れて攻撃を継続されてしまう(下図b)。
- ドッペルンした後、限定する方向やタイミングを合わせるためにコミュニケーションを図る。2人の距離が開きすぎて間を突破されたり(下図c)、2人の距離が近づきすぎて縦や内側に突破されないようにする。
- 攻守の切り替えを素早く行う。
バリエーション
- 2人目のディフェンダーのスタート位置を変更する。例:タッチライン際からなど
- ゴール前に攻撃と守備の選手を1人ずつ加えて行う。サイド2対1+中央1対1+GK
- サイドを2対2にして行う。



