1対1・2対1など

Tr50) サイドの1対1+2人目のディフェンダー

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試合の中にはさまざまな1対1が存在しますが、特にゴール前の1対1は直接得点や失点につながることがあり試合の勝敗を分けることにもなります。

このメニューはボールを中央からサイドに展開した状況でディフェンダーと対面する1対1を行います。ただし試合中は1対1の状況はそれほど長く続きません。時間をかければ他の相手ディフェンダーがプレスバックに来たりカバーに入ったりするように、このメニューでも2人目のディフェンダーが追いかけてきます。チャンスの場面で自信を持って仕掛け、相手にとって怖い選手を目指しましょう。Viel Spaß!

重点

1対1(ファーストタッチ、ドリブル、フェイント、シュート)、パス、攻守の切り替え

準備

  1. 図のようにマーカーでフィールドを区切り、ゴールラインから約30m離れたところにミニゴールを設置する。
  2. 攻撃の選手(青)をマーカーとサイドに配置する。
  3. 守備の選手(赤)をペナルティエリアとミニゴール脇に配置する。
  4. ゴール前にキーパーが入る。

進め方

  1. サイドの選手はマーカーの位置からパスを受けゴールを目指す。
  2. ディフェンダーはボールを奪ってミニゴールを目指す。
  3. パスが出たら2人目のディフェンダーがミニゴール脇から参加する(下図)。

コーチングポイント

  1. マーカーの選手は鋭く正確なパスを出す
  2. ファーストタッチから仕掛ける。
  3. 無駄なフェイントを極力減らし、勢いを持って相手に仕掛ける
  4. 最初から縦(タッチライン際)に仕掛けて追い込まれないようにする。相手に仕掛けてから縦か内側への突破を試みる。
  5. 攻守の切り替えを素早く行う。
  6. ディフェンダーは内側に突破されないように、タッチライン際に追い込んでいく。
  7. キーパー2人目のディフェンダーと協力する(コミュニケーション、限定、誘導)。

バリエーション

  1. ディフェンダーとの距離を変えて難易度を調整する。
  2. 2人目のディフェンダーとの位置や距離を変えて行う(下図)。
  3. パサーの位置を変える(例:サイドから縦パス)。
  4. 2人目のディフェンダーなしで行う(難易度を下げる)。
  5. 2対2で行う。



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