スポンサーリンク
四角形でテクニックを学ぶシリーズ(Tr68 四角形でターンやTr94 四角形でドリブル・フェイント)の1対1応用編です。
4色のマーカーを使うことによりディフェンダーのアプローチ方向が変わるので、ディフェンダーの動きを把握し、アプローチの方向によってドリブルやフェイント・ターンの使い分けを学んでいきます。ディフェンダーに無謀に突っ込むのではなく、学んだテクニックを状況に応じて使い分けられるようにチャレンジしましょう。Viel Spaß!
Tr68) 四角形でターン【幼児・低学年対応】練習やゲームの中で相手を何人もドリブルで抜いていく子どもを目にすることがあります。こうした子どもを観察すると前にドリブルで突進するだけで...
Tr94) 四角形で速いドリブル・細かいドリブル【幼児・低学年対応】広い場所でのスピードに乗ったドリブルと、狭い場所で必要な細かいタッチのドリブルを楽しみながら学べるメニューです。ドリブルをして終わりでは...
重点
1対1(ドリブル、ターン、フェイント、シュート)、認知(状況把握・判断)、攻守の切り替え
準備
- 4色のマーカーで1辺1mの四角形を作り、5m離れた場所にスタート地点としてマーカーを1つ置く。人数に合わせて必要な数だけ作る(例:2セット)。
- 四角形から10m以上離れた場所にゴール(ミニゴール)を置く。図aは1つの場合、図bはミニゴール2つの場合。
- 攻撃側(青)はボールを持って、守備側(赤)はボールを持たずにスタート地点に並ぶ。
進め方
- コーチ(緑)がマーカーの色を言ったらスタート(例:下図「赤!」)。
- 攻撃側はドリブルを開始し、ゴールと逆方向から四角形に入ったあとゴールを目指す。四角形のどの場所から出てもよい。
- 守備側は言われた色のマーカーを手でタッチしたあとボールを奪いに行く。守備側がボールを奪ったら反対側のゴールを目指す。
コーチングポイント
- スピードに乗った正確なドリブルで四角形まで移動する。
- 正確なターンで四角形に入る。
- 顔を上げながらドリブルし、ディフェンダーの動きを見て四角形から出る場所を決める。ディフェンダーが来る前にゴールに向かえるなら直進、ディフェンダーに正面を止められそうであれば横から出る(上図c)。ディフェンダーが待ち構えている場所に突っ込まない(上図d)。
- 必要に応じてフェイントでディフェンダーの逆を取る。
- ゴールを目指す。
- 攻守の切り替えを素早く行う。
バリエーション
- さまざまな体勢からスタート(長座、うつ伏せ、前転など)。
- 攻撃側はゴール方向から四角形に入る。
- ディフェンダーがボールを奪ったらグリッド外にドリブルで出る。
- ゴールを1つか2つで行う。