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トレーニングの締めや試合前の調整としてチームで盛り上がることができるメニューです。シンプルな設定なので小学生から大人まで簡単に行うことができ、競争形式なので自然とテンポやインテンシティ、テンションも高まります。
プレッシャー下でのドリブルとパスの使い分けやシュート、決定力といったテーマに対しても重点的に取り組むことのできるメニューです。Viel Spaß!
重点
状況把握・判断、プレッシャー下での決定力(ドリブル、パス、ファーストタッチ、シュート)、コミュニケーション
準備
- ゴール(ミニゴールでも可)を30~40m離して2つ設置する。
- 攻撃方向を決めて2チームに色分けする。
- ゴール前にゴールキーパーが入る。GK無しでも可(下図、右)。
- 各チームから攻撃2人、守備1人が入り2対1を作る。
進め方
- コーチの合図で両チームが同時に攻撃開始。先にゴールを決めたチームが1ポイント獲得。
- ボールがグリッド外に出た時点でそのチームの攻撃はお終い。ディフェンダーやGKがボールを奪ったらカウンターでゴールを目指すことができる。
- 役割を変えながら行い、5~10ポイント先取したチームが勝ち。
- 選手同士がぶつからないように、それぞれのチームがゴールの右側から開始するなど、スタート位置をずらして行う。
コーチングポイント
- DFと2対1の状況で、ドリブルとパスを使い分けて素早くゴールを目指す。
- GKと1対1や2対1シーンでシュートコースや味方の位置を把握して冷静にゴールを決める。理想的にはGKとも2対1を作り出す。
- 他のチームが先にシュートを外した場合など、チームでコミュニケーションを図って状況を共有する。「慌てずにゆっくり攻めていいぞ」など。
- ディフェンダーやゴールキーパーがボールを奪った場合、カウンターでポイントを取りに行くか、ボールを奪い返されるリスクを考慮してボールを外に出してお終いにするか、判断する。
- 攻守の切り替えを素早く行う。
バリエーション
- ゴールキーパーがいない場合など、シュートは相手陣地内から1タッチのみとする。
- どちらかのチームがゴールを決めていても、ディフェンダーやGKからのカウンターで決まったゴールはボーナスポイントとして加算される。
- 2つのボールで3対3を行う。グリッド内の選手は攻撃と守備のどちらに参加してもよい。
- 1対1で行う。