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一般的にゴールの約80%がペナルティエリア内からのシュートによるもので、GKコーチでなくてもペナルティエリア内でのGKの仕事は理解しておきたいポイントです。
ドイツではペナルティエリア内を3つのゾーンに分類し、各ゾーンから打たれるシュートに対してGKの合理的な対策が決められています。各ゾーンの特徴を理解して、適切なポジショニングやテクニックを身につけましょう!
【ドイツのGKトレーニングから学ぶ】ペナルティエリア内の3ゾーン
トップレベルの試合ではゴールの約80%がペナルティエリア内からのシュートによるものです。ドイツでは最も重要なペナルティーエリア内...
動画は2019年のドイツの指導者講習会で行われたヨーク・ダニエル氏のトレーニング風景です。
重点
3ゾーンのポジショニング、シュートセーブ
準備
- ゴール前にメインのゴールキーパー(青)、ゴールの斜め前に他のゴールキーパー(赤)が2人入る。
- ゴール正面にGKコーチがボールとともに準備する。
進め方
- GKコーチが左右のGKにパスを出す。
- パスを受けたGKはさまざまなゾーン(角度)からシュートを打つ。
- ゾーン1(① シュートを打つ選手から見て最も角度のない場所)
- ゾーン2(② 斜め前)
- ゾーン3(③ シュートを打つ選手から見て最も角度のある場所)
コーチングポイント
- シュートに対して適切なポジションと距離を取る。
- シュートに備えて構える。移動中にシュートを打たれない。
- キャッチングとディフレクション(手ではじく)の判断。
- セカンドボールに素早く反応する。
バリエーション
- パスを何度かつないでからシュート。GKはポジションを修正し続ける。
- ペナルティエリア外からもシュートを打つ。