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Tr86) 3エリアのクロス対応と同様に、クロスの軌道を見極める力と守備範囲の拡大を重点としたキーパーのトレーニングです。
ペナルティエリア内で唯一手を使える利点を最大限に活かすためにも、ポジショニング、ボールの軌道の見極め、ボールまで最短距離のステップを磨いて守備範囲を広げましょう。Viel Spaß!
重点
クロスの対応、守備範囲拡大(ポジショニング、身体の向き、状況把握・判断、ステップ、ジャンプ、キャッチング、パンチング)
準備
- 2つのゴールを11m離して向かい合わせに置く。
- それぞれのゴールにキーパー(青、赤)が入り、ペナルティエリア脇にコーチ(緑)がボールを持って準備する。
進め方
- コーチがゴール前にボールを投げる。
- ボールを落とさずに先にキャッチしたキーパーは2ポイント、パンチングで相手ゴールに決めたら1ポイント獲得。
- 慣れてきたら、コーチがサイドからさまざまなボールを蹴る。
コーチングポイント
- ゴールラインにへばりつかず、直接ゴールを決められない程度前にポジションを取る。
- どちらかのサイドに偏るのではなく、ニアにもファーにも動ける位置からスタートする。
- ファーにも飛び出せるように身体の向きを整える(ファーの様子も見えるように)。
- ボールの軌道を見極める前に不用意に動き出さない。
- ボールの軌道を見極めたら、ボールに対して迷いなく直線的に向かう(最短距離)。
- 正確なステップから力強くジャンプする。特にファーへのボールに対してはクロスオーバーステップを使い時間を短縮する。
- キャッチング前に大きな声で味方にキーパーの動きを知らせる(例:「キーパー!」)。
- 正確なキャッチング。キャッチングが難しい場合は、パンチングなどでゴールを狙う。
- ボールを先に触れない場合は、ゴールラインまで下がり反応時間を稼ぎシュートに備える。
バリエーション
- コーチがさまざまな位置からさまざまなボールを蹴る。
- キーパーがどちらかのポストを触ってからコーチがボールを入れる。