パス&ボールコントロール

Tr62) 穴埋めパス&ゴー(ポジションバランス)

メニューの説明

試合中はボールの動きだけでなくピッチ全体の状況も把握しなければなりません。サイドバックやセンターバックがオーバーラップしたら、ボランチや逆サイドの選手がスペースを埋めたり絞ったりしてチームのバランスを取り攻撃時から守備の準備を行います。

このメニューは「パスを出して次の場所に移動する」よくあるパス&ボールコントロールと違い「パスを出した場所以外に移動」します。そうすることにより選手が不在となる場所が発生しするので、選手はボールの動きだけでなく常に全体の状況を把握しながら発生したスペースの穴埋めを行っていきます。

初めはシンプルなバージョンで行い、慣れてきたら3人目を絡めたコンビネーションサイドチェンジなど試合で使えるバリエーションを増やしていくことが可能です。コミュニケーションを図りながら試してみてください。Viel Spaß!

重点

パス&ボールコントロール、パス&ゴー、3人目の動き、サイドチェンジ、状況把握(認知)、コミュニケーション

準備

  1. 25x10mのグリッド内に斜めにマーカーを二つ置く。
    約10m離して同じようにグリッドを作る(人数が少なければ1つでOK)。
  2. それぞれのマーカーがすべて埋まるように、各グリッドに7~9人選手が入りボールを1つ用意する。

進め方

  1. ボールを持っている選手はグリッド内の誰かにパスを出す(図a&b)。
  2. パスを出した選手は、パスを出した場所以外のマーカーに移動する(図a&b)。
  3. マーカーに選手が不在になったら2人いる場所の選手が移動してカバーする(図c)。

バリエーションA

  1. 中央のマーカーにパスを出したら3人目を絡めたコンビネーションを行う(図d)。
  2. 同じように、パスを出した選手はパスを出した場所以外に移動する。
    不在のポジションをできる限り早く埋める。

バリエーションB(図f)

  1. 中央で3人目の動きでパスを受けた選手は隣のグリッドに展開する。
    逆グリッドのどのマーカーに出してもよい。
  2. ボールが展開されたあと、逆グループ(赤)はもともとあったボールをなるべく早く反対のグリッドに展開する。ボールが各グリッドに1つずつの状態にする。
  3. 同じように、パスを出した選手はパスを出した以外の場所に移動する。
    ・反対のグリッドに移動してもOK。
    ・反対のグリッドの選手が不在のマーカーを埋めてもOK。

コーチングポイント

  1. パススピード味方のどちらの足にパスを出すかを調整する。
  2. 状況を把握するために身体の向きを整えて首を振る
  3. ファーストタッチからパスまでを素早く正確に行う。
  4. できる限り早く不在のポジションを穴埋めするためにコミュニケーションを図る。
  5. 3人目の選手とコンビネーションを行う場合、中央の深い選手に鋭いパスを当てる。
    手前の選手にパスを出すと2人目から3人目へのパスの角度が悪くなる(図e)。

バリエーション

  1. マーカの距離や置き場所を変更する。
  2. バリエーションBでいつでも逆グリッドにパスを出せるようにする。

 

こちらの関連記事もどうぞ!