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現代のキーパーはペナルティエリア内でシュートを止めるだけでなく、ペナルティエリア外に飛び出して縦パスをインターセプトし、チームによっては攻撃時に積極的な参加を求められます。高いゲームインテリジェンスとテクニックを身につけたキーパーによる積極的な攻撃参加は、ディフェンディングサードで数的優位を作り出し安定したビルドアップを可能にします。
このメニューではキーパーがビルドアップで必要とされるロングパスとボールコントロールを中心に進めていきます。キーパーからの正確で鋭い1本のパスが、前線からのプレッシャーをはがすだけでなくチームにチャンスをもたらし、相手はその後もプレッシャーをかけづらくなるでしょう。Viel Spaß!
重点
ロングパス、ボールコントロール、身体の向き、サポート
準備
- ゴール前にメインGK(青)、サイドにサブGK(赤)、フィールド中央にGKコーチが用意する。
進め方
- 片方のサブGKがメインGKにバックパスを出す(上図)。
- メインGKは逆サイドにボールをコントロールしもう一人のサブGKにロングパスを出す。
- ポジションを調整し次のバックパスに備える。
- サブGKは浮き球をコントロールして、サイドを変えながら繰り返す(下図)。
- 慣れてきたら、GKコーチがディフェンダー役として参加する(下図)。
コーチングポイント
- バックパスをファーストタッチで進行方向にボールを運ぶ 。
- ボールコントロールからロングパスを素早くスムーズに行う。
- 正確で鋭い浮き球のパスで展開する。
- サブGKは浮き球をできる限り早く低い位置におさめる。
- 両足で蹴れるようにする。
- バックパスコースを作るために常にポジショニングを調整する。
バリエーション
- サブGKも浮き球のパスを返す。
- GKコーチが受け手として自由に動きロングパスを受ける。
Tr44) キーパーのパス&ボールコントロール現代のキーパーはペナルティエリア内でシュートを止めるだけでなく、ペナルティエリアの外でも攻撃や守備に参加しなければなりません。正確な状況...