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Tr29) 4ゴールの1対1と同じ設定ですぐにできるメニューです。時間があれば1対1のあとに行い、2対2の中で1対1がどのような影響を与えるか学びましょう。
2対2にすることでドリブルだけでなくパスやサポートの要素も加わり複雑になります。
だからと言って最初からパスに逃げるのではなく、小学生年代はドリブルで仕掛けてディフェンダーを2人ひきつけるから反対のゴールが攻めやすくなるという1対1の重要性を知り、その中で状況を把握しながらドリブルとパスの使い分けを学びましょう。
重点
ドリブル、パス、ファーストタッチ、1対1、サポート、状況把握、攻守の切り替え
準備
- 20x30mのグリッドを作り、ミニゴールを4つ設置する(コーンやマーカも可)。
- ボールをタッチラインに集めておく。
- 選手は半分に分かれてミニゴールの間に2列に並ぶ。
進め方
- コーチがタッチラインから攻撃側(青)にパスを出す(上図)。
- 攻撃チームは左右どちらかのミニゴールを目指す。
- 守備チーム(赤)はボールを奪ったら自分の攻撃方向のミニゴールを目指す。
- ゴールが決まるかグリッドの外にボールが出たら終わり。
- 終わった選手は反対側に並び、攻撃と守備を交互に行う。
コーチングポイント
- パスに逃げない。ドリブルで仕掛けることによりディフェンダーをひきつける。
- ディフェンダーをひきつけたところでドリブルとパスの使い分け。
・ 1対1を突破。
・ フリーの味方にパス(上図)。 - ボールを奪われても素早く守備に切り替えて奪い返しに行く。
バリエーション
- コーチはさまざまなボールを出す(選手に合わせて鋭いボール、浮き球など)。
- スタートの体勢を変える(うつ伏せから、長座から、前転からなど)。
- 1対1や2対1で行う。