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ジュニア年代ではボールを扱うスキルを磨いていきますが、子どもたちにとって身につけたテクニックを使う最もわかりやすい実戦のシチュエーションは1対1でしょう。
このメニューでは攻めるゴールと守るゴールが2つずつあるので、ゴールが1つずつの時よりも攻撃側の難易度は下がります。小学校低学年や始めたばかりの子は身につけたテクニックやディフェンダーとの駆け引きを試しながら成功体験を多く積むことができるでしょう。Viel Spaß!
重点
ドリブル、フェイント、シュート、ファーストタッチ、1対1、攻守の切り替え
準備
- 20x30mのグリッドを作り、ミニゴールを4つ設置する(コーンやマーカも可)。
- ボールをタッチラインに集めておく。
- 選手は半分に分かれてミニゴールの間に並ぶ。
進め方
- コーチがタッチラインから攻撃側(青)にパスを出す(上図)。
- 攻撃側は左右どちらかのミニゴールを目指す。
- 守備側(赤)はボールを奪ったら自分の攻撃方向のミニゴールを目指す。
- ゴールが決まるかグリッドの外にボールが出たら終わり。
- 終わった選手は反対側に並び、攻撃と守備を交互に行う。
コーチングポイント
- ディフェンダーとの駆け引き。片方のゴールに向かうと見せかけて逆のゴールを狙う。
- 必要なフェイントとともに積極的なドリブルで仕掛ける。
- ボールを奪われても素早く奪い返しに行く。
- 慌てていきなり蹴らない。シュートが入りやすい場所まで運ぶ。
バリエーション
- コーチはさまざまなボールを出す(選手に合わせて鋭いボール、浮き球など)。
- スタートの体勢を変える(うつ伏せから、長座から、前転からなど)。
- 2対2や2対1で行う。