1対1・2対1など

Tr183) 【ドリブルとパスの使い分け】2ゲートの2対1

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小学3年生くらいからできるメニューで、ボールを持っている選手はドリブルとパスの使い分けボールを持っていない選手はボールを持っている味方に対してドリブルとパスの選択肢を作り出すためのサポートを学べるメニューです。

年齢や習熟度によっては1対1+フリーマンにして行うことで、攻撃と守備どちらの選手に対してもドリブルとパスの使い分けやサポートに触れる機会が増えます。

ミニゴールがない場合は、コーンでゴールを作ったり、マーカーを置いてライン突破するルールに変更したりすることが可能です。Viel Spaß!

重点

ドリブルとパスの使い分け、サポート、攻守の切り替え

準備

  1. 20x30mのグリッドにミニゴールを設置する。
  2. グリッドの中央に幅3mのゲートを2つ作る。
  3. ゲートの間にディフェンダーが入り、攻撃の2選手がスタート地点で用意する。

進め方

  1. 攻撃とディフェンダーがパス交換してスタート。
  2. 攻撃の2選手はどちらかのゲートをドリブル通過(下図)、もしくはパスでボールを通してからゴールを目指すことができる。オフサイドルールは設けない。
  3. ディフェンダーはボールを奪ってカウンターゴール(ミニゴールがない場合はスタートライン突破)を目指す。

コーチングポイント

  1. ボールを持っている選手が1つのゲートに仕掛け、ボールを持っていない選手がもう1つのゲート前くらいに幅を取りサポートする(上図)。ディフェンダーが1人で2人を対応できない幅をとる(2人がくっつきすぎない)が、ゲートよりも外に広がりすぎないボールを受けた後にゲートをすぐに突破できない)。必要なだけの幅を取る。
  2. サポートする選手は高い位置を取りすぎて味方のパスの選択肢がなくならないようにする。自分がボールを受けられるポジションを取ることで、ディフェンダーがパスコースを塞いだら味方がドリブル突破しやすくなる下図a)。
  3. ドリブルしている選手はディフェンダーの動きによりドリブルとパスを使い分ける。正面のゲートを塞がれたらパス(上図)、パスと見せかけて正面のゲートが空いたらドリブル突破(下図a)。
  4. ドリブルしている選手がパスコースを切られて追い込まれそうな場合、ボールを持っていない味方が縦に抜けてスルーパスを受ける(下図b)。
  5. 攻守の切り替えを素早く行う。

バリエーション

  1. (ミニゴールがない場合など)ライン突破で行う。
  2. 1対1+フリーマンで行う。
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