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ドイツサッカー協会がU6~18年代の選手育成に推奨する『ベストトレーニングセッション』内のミニゲームバリエーションの1つです。ベストトレーニングセッションは、ウォーミングアップ15分、ミニゲーム30分、反復セッション15分、ミニゲーム30分で構成されており、週に2回以上行うことが推奨されています。
このバリエーション(下の動画内⑤ 09:37~)では最初は2対2+GKで行い、ボールが出たり8秒経過したら各チーム2名ずつを追加して4対4+GKに発展します。片方が大ゴールで反対側がミニゴール2つの設定になっていますが、ミニゴール側にもゴールキーパー役が入り、攻撃参加したりゴールを守ったりします。両方のゴールを大ゴール+GK、もしくはミニゴールで行うことも可能です。
ベースとなるゲームや他のバリエーションは下の動画やTr207を参照してください。Viel Spaß!
Tr207) 3対3ミニゲームバリエーション【ドイツサッカー協会推奨】ドイツサッカー協会がU6~18年代の選手育成に推奨する『ベストトレーニングセッション』は、ウォーミングアップ15分、ミニゲーム30分、反...
重点
1対1、攻守の切り替え、テクニック(ドリブル、パス、ファーストタッチ、シュート)、ワンツー、GKの攻撃参加
準備
- 縦25x幅20mのフィールドにゴールとミニゴール2つを設置する。
- ミニゴール前に5mのシュートゾーンを設ける。
- 攻撃方向を決めて各チームから2選手がフィールド内に入り、もう2選手がゴールラインで待機する。
- ゴール前とミニゴール前(シュートゾーン内)にGKが入る。
進め方
- 2対2+GKで開始。
- ボールがフィールド外に出るか、ゴールが決まるか、8秒経過したら、残りの2名が加わり4対4+GKで行う。
- オフサイドはなし。
- ミニゴール前のGKはシュートゾーン内のみでプレーする。
- 2対2+GK時、ミニゴール攻めのチームはシュートゾーン内からシュートを打つ。
- 2対2~4対4まで合計1分間行い、出場する順番や組み合わせ、攻撃方向を変えながら数回行う。
コーチングポイント
- 2対2+GKでは不要なバックパスや横パスをせずに、積極的にドリブルで仕掛けてゴールを目指す。
- ドリブルで仕掛けて相手を引き付けたうえでパスを活用する。
- パスを出した後に抜け出してワンツーを行ったり、動きなおしてサポートを行ったりする。
- 人数が増えていく中で、コミュニケーションを図りながら情報を共有しながらプレーする。
- 攻守の切り替えを素早く行う。
バリエーション
- 両方のゴールを大ゴール、もしくはミニゴールで行う。
- 1対1~3対3で行う(Tr174)。
Tr174) 【オリンピックドイツ代表メニュー③】1対1→2対2→3対3東京オリンピックのドイツ代表が大会前キャンプ2日目に行った対人形式のメニューです。
コンディションを上げるためにこの日のメインメニ...