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ドイツサッカー協会がU6~18年代の選手育成に推奨する『ベストトレーニングセッション』内のミニゲームバリエーションの1つです。ベストトレーニングセッションは、ウォーミングアップ15分、ミニゲーム30分、反復セッション15分、ミニゲーム30分で構成されており、週に2回以上行うことが推奨されています。
このミニゲームバリエーション(下の動画内④ 07:42~)では、攻撃側には縦パスを、守備側には縦パスを阻止するカバーシャドウなどの要素を促すことが可能です。ベースとなるゲームや他のバリエーションは下の動画やTr207を参照してください。Viel Spaß!
Tr207) 3対3ミニゲームバリエーション【ドイツサッカー協会推奨】ドイツサッカー協会がU6~18年代の選手育成に推奨する『ベストトレーニングセッション』は、ウォーミングアップ15分、ミニゲーム30分、反...
重点
縦パス(1タッチパス)、ダイアゴナルラン、カバーシャドウ、1対1、スライド、攻守の切り替え
準備
- 縦25x幅20mのフィールドにゴールを設置する。
- ゴールから10mの位置にオフサイドラインを設ける。
- 最初の攻撃方向を決めて各チームから3選手がフィールド内に入る。
- ゴール前にGK、逆側のライン上にサーバーが入る。
進め方
- 攻撃方向を決めてゲーム開始。
- 大ゴールに攻めるチームは、ゴール前10mより先はオフサイドあり。サーバー側に攻めるチームはオフサイドなし。
- サーバーにパスを出したチームが、攻撃方向を変えて大ゴールに攻めることができる(下図)。ゴールキーパーからもサーバーにパスを出すことができる。
- サーバーはライン際でプレーする。
- ボールがフィールド外に出たりゴールが決まったりした場合は、相手チームのゴールキーパーもしくはサーバーからリスタートする。
- 時間(3~4分)で役割を変えながら行う。
コーチングポイント
- 大ゴールに攻めるチームは、サーバーに縦パスを出させないようにボールホルダーの正面に立つ(カバーシャドウ)。横パスに対しても素早くファーストディフェンダーを設定する(下図、左)。
- サーバーに縦パスを狙うチームは、横パスで角度を変えてからディフェンダーのスライド前に(1タッチ)パスを狙うか、ドリブルでディフェンダーの逆を取って縦パスを狙う(下図、左)。
- サーバーに縦パス後、オフサイドにならないように素早くボールを受けられるポジションを取る(下図、右)。
- ボールを持ったサーバーから斜めのポジションを取り、ダイアゴナルラン(斜めのランニング)でボールを見ているディフェンダーの背後を狙う(上図、右)。
- 攻守の切り替えを素早く行う。
バリエーション
- どちらの攻撃方向もオフサイドありで行う。
- ゴールキーパーからサーバーにパスを出すことができない。