オフ・ザ・ボールの動き

Tr114) スローインから1対1+1【オフ・ザ・ボールの動き】

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スローインでもったいないシーンをよく見かけます

投げるボールが悪かったり、ボールを受ける選手のポジショニングボールコントロールが悪かったり、原因はいくつかありますが、せっかくの攻撃のチャンスを相手にボールをプレゼントしているように見えることもあります。

リスタートの方法やポイントを学んで、スローインを攻撃のチャンスとして活かしましょう。Viel Spaß!

ウォーミングアップとしてTr2) グリッド内パス&ボールコントロールをスローインで行いました。

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重点

スローイン、オフ・ザ・ボールの動き(予備動作、パス&ゴー)、テクニック(ファーストタッチ、パス、ドリブル)、攻守の切り替え

準備

  1. 20x30mのグリッドを作りミニゴールを置く。
  2. タッチライン際と中央寄りに幅2mのカウンターゴールを作る。
  3. タッチラインにボールを持ってスローワー(緑)が準備し、近くに攻撃(青)と守備(赤)の選手が入る。

進め方

  1. スローワーのスローインから開始する。スローワーはスローイン後フリーマンとなり、ボールを持っている選手の味方としてプレーする。
  2. 攻撃の選手はスローワー(フリーマン)と協力してゴールを目指す。
  3. ディフェンダーはボールを奪ったあとフリーマンと協力してカウンターゴールを目指す(パスもしくはドリブル突破)。
  4. 役割やサイドを変えながら行う。

コーチングポイント

  1. 予備動作方向とスピードを変化してマークを外す。裏に抜けると見せかけて足下(図a)、足下で受けると見せかけて裏(図c)、縦に行くと見せかけて中(図d)。
  2. ボールが欲しいからといって最初からスローワーに寄ってくるとスペースがなくなる。近すぎるとスローインを投げづらくなりファールスローにつながる(図b)。
  3. 足下で受ける場合、身体の向きを調整してディフェンダーの行動が見えるようにする。寄せてきたらスローワーに1タッチでリターン、来なければターン
  4. タイミングを合わせて正確なスローインを行う。足下に投げる場合、攻撃の選手が処理(リターンパス、コントロール)しやすいように、バウンドさせずに味方の膝くらいの高さに優しいボールを投げる。
  5. スローインを投げた後、すぐにサポートに入って数的優位(2対1)の状態を作り出す図a
  6. 攻守の切り替えを素早く行う。

バリエーション

  1. 2対2+スローワーで行う。
  2. ゴールキーパーを入れて行う。
  3. ゴール前の攻防(Tr113 マイナスのパスから1対1)。
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