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元ドイツ代表ゴールキーパーで長年ドイツ代表のGKコーチを務めるアンドレアス・ケプケが行っていたメニューです。
ペナルティエリア内でマイナスのパスからニアポスト前で打たれるシュートに対して必要となアクションです。ポジション修正してから進行方向に踏み切るだけでなく、進行方向とは逆方向へのシュートにも備えましょう。Viel Spaß!
【ドイツのGKトレーニングから学ぶ】ペナルティエリア内の3ゾーン
トップレベルの試合ではゴールの約80%がペナルティエリア内からのシュートによるものです。ドイツでは最も重要なペナルティーエリア内...
重点
ポジション修正(ステップ)、逆方向へのシュートに対する反応(コラプシング、ローリングダウン、ダイビング、ディフレクティング)
準備
- ゴールポストのやや内側にキーパーが立ち、約7m前にGKコーチがボールを持って準備する。
進め方A
- キーパーは逆側のポストに向かってサイドステップを開始する(上図)。
- コーチがグラウンダーのボールを蹴り、キーパーはゴールを守る(下図)。
進め方B(マイナスのパスからシュート)
- GKコーチがゴール横からニアポスト前にマイナスのパスを出す。
- ゴール前にいるもう1人のGKは1タッチでシュートを打つ。
- GKがパスよりも先に動き出したら、GKコーチは直接シュートを狙う。
コーチングポイント
- いつでも両足で力強い踏み込みができるように、細かなサイドステップを行う。
- 蹴られたボールに対して素早く反応する。ボールが蹴られる前に予測して倒れない。
- キャッチングとディフレクティング(手でボールをはじく)を使い分ける。
- セカンドボールに対して素早く反応する。
バリエーション
- グラウンダーだけでなく腰の高さあたりのボールも蹴る。
- ドロップキックでさらに高め(頭より上)のボールを蹴る。
- パントキックからワンバウンドのボールを蹴る。
- 逆方向だけでなく進行方向へもシュートを打つ。