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2人の関係で行われるテクニックであるパスとファーストタッチを、遊びの要素や競争形式を通して楽しみながら学べる小学3年生くらいの子ども向けのメニューです。同時にサポートや周りを見ること、コミュニケーションを図ることも学んでいきます。ドリブルやシュートの要素も組み合わせることができます。
Tr23) ドリブルゴール突破競争と似たような設定でできるので、Tr23でドリブルをメインで行ったあと、このメニューでパスやファーストタッチにも取り組んでみましょう!
Viel Spaß!
Tr23) ドリブルゴール突破競争【幼児・低学年対応】「動く - 楽しむ」を目的とした幼児や小学校低学年の子ども向けのメニューです。
ゲームの要素や競争形式を取り入れることにより子ども...
重点
パス、ファーストタッチ、ドリブル、シュート、状況把握、サポート、コミュニケーション
準備
- 人数に合わせてグリッドを作る(例:20x30m)。
- グリッド内に異なる色のマーカーで2mほどの”パスゴール”を数個設置する。
- グリッドから15m離れたところにミニゴールを置く(コーンやマーカーでも可)。
- 2人1組でボールを1つ用意しスタートラインに並ぶ。
進め方
- コーチの合図ですべての2人組が一斉にスタート。
- ボールを持っている選手はドリブルでパスゴール近くまでボールを運び、パスゴールを通してパートナーにパス。
- ボールを受け取ったパートナーは次のパスゴールに向かってドリブルし、同じように続けていく。2人組が交互にドリブルとパスを行う。
- 2人組で指定された数(例:6ヶ所)のパスゴールをパスで通過していく。
- 指定された数のパスゴールを通過し、ミニゴールにシュートを先に決めたチームの勝ち。
ゴール設置のスペースがなければ、スタート地点に先に戻ったチームの勝ちにする。
コーチングポイント
- どのようにすればスムーズに素早くできるか質問しながら進めていく。
- 次にどのパスゴールに行くか周りを見て2人でコミュニケーションを図る。
- 次に進むパスゴールの方向にファーストタッチでコントロールする。
- ドリブルのタッチやスピードを調整する。
バリエーション
- パスゴールの指定数やパートナーを変えて行う。
- ドリブルやパス(1つのパスゴールに1タッチで3回通すなど)の種類を変えて行う。
【第2育成段階後半】9~10歳の指導概要7つの選手育成段階の第2育成段階後半では、これまで積み重ねてきたスキルを土台として、引き続き少人数で小さなフィールドのなかでたくさんボー...