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ドイツの国際指導者カンファレンス2024で紹介された基本シュート練習➁です。
基本シュート練習➀「Tr213) 両足シュートサーキット」ではGKがいない状況でニア下、ファー下、ニア・ハイの3つの基本コースに左右の足で集中的に取り組みましたが、今回はGKのいる状況で「観る・狙う・GKとの駆け引き」を取り入れ、決定力アップに取り組んでいきます。
力任せにシュートを打つのではなく、GKと駆け引きをしながら左右の足でコースを狙い、チームメイトとゴール数を競ってみましょう。Viel Spaß!

Tr213) 反復シュートサーキット3コース【逆足でも打てるようになる】ドイツの国際指導者カンファレンス2024で紹介された、利き足でも逆足でもシュートが打てるようになる基本シュート練習です。サッカーを始めた...
重点
シュート(ニア下、ファー下、ニアハイ)、GKとの駆け引き、集中力
準備
- ゴール正面、ペナルティエリア付近にコーンなどで1辺1mの三角形を作る。
- 三角形から1m離れた場所に、ボール出し役が十分なボールとともに準備する。
- ゴール両脇にもボール出し役が十分なボールとともに準備する。
- ゴール前にゴールキーパーが入る。
- 三角形の場所にシュートを打つ選手が入る。

進め方
- ボール出し役が三角形の左右に交互にボールを出し、ボールを受けた選手はシュートを打つ(下図ab)。
- コーチもしくはボール出し役が合図➀(例:「1」や「右」)を出したら、三角形の間を通って右に抜けてからゴール右側の選手からボールを受けシュートを打つ(下図c)。
- コーチもしくはボール出し役が合図➁(例:「2」や「左」)を出したら、三角形の間を通って左に抜けてからゴール左側の選手からボールを受けシュートを打つ(下図c)。
- 役割を交代しながらゴール数を競う。


コーチングポイント
- 最短距離の足でシュートを打つ。
苦手な足の方に来たボールに対して、回り込んだりコントロールしたりしてから得意な足だけで打つのではなく、右側に出たボールは右足で、左側に出たボールは左足で時間をかけずに打つ。実戦ではシュートを打つまでに時間がかけるとシュートチャンスを逃してしまう可能性が高まる。 - 蹴る前にゴールとゴールキーパーの位置を確認する。
- シュートコースをイメージして、シュートを打つ時はボールを見て芯を捉える。
- 力任せに打つのではなく、目線(ファーを見てニアを狙うなど)を利用したりタイミングをずらしたりしてゴールキーパーと駆け引きをする(逆を取る)。
バリエーション
- グラウンダーやバウンドしているボール、ボレーなどで行う。
- GKなしで行う(Tr213 反復シュートサーキット)。
- 角度を変えて行う(ゴール斜め前など)。

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