シュート

Tr185) 【ドイツFWプログラム④】ゴールデンゾーン6連続シュート

記事内に商品プロモーションを含む場合があります

ドイツサッカー協会が2020年に発足した『フォワード・プログラム』のメニューの1つです。EURO2020のデータによると、全ゴールの70%以上がペナルティエリア内のゴールエリア幅から打たれたシュートによるもので、この最もシュートが決まりやすいペナルティエリア内のゴール正面の場所のことをドイツでは『ゴールデーンゾーン』と呼んでいます。さらに流れの中からのゴールの約60%が1タッチシュートによるもので、このトレーニングでは横パスからニアやファーでの1タッチシュート、マイナスのパスから1タッチシュートなど、全ゴールの多くを占めるパターンに取り組んでいきます。

人数やボールの数に合わせて連続シュートの本数やパスの場所を変え、グラウンダーや浮き球など異なるバリエーションにもチャレンジしてみましょう。Viel Spaß!

重点

ゴールデンゾーンのシュート(ニア・ファー・マイナス・ターン、1タッチ・2タッチ、グラウンダー・ボレー)

準備

  1. ゴール前にフォワード、ゴール周辺にパス出し役がボールとともに準備する。
  2. ゴール前にゴールキーパーが入る。ゴールキーパーがいない場合、ゴール内にネットやミニゴールを置いたり、ゴール内にコーンを置いたりしてターゲットを設定する。

進め方

  1. サイドからの横パスをファーで合わせてシュート。
  2. スタート地点に戻ってからゴール脇からのパスをシュート。
  3. すぐにサイドからの横パスをニアで合わせてシュート。
  4. スタート地点に戻ってからゴール脇からのパスをシュート。
  5. 後方からパスを受けてターンからシュート。
  6. サイドから浮き球をボレーでシュート。

コーチングポイント

  1. シュート時はボールを見て芯を捉える。
  2. 軸足をボール横に置き、上半身を立てる。ふかさない。
  3. 強さよりも正確性を重視する。まずは枠内(セカンドボールの可能性)、次にコース(左右・上下)を狙いわけ、最終的にはゴールキーパーの動きも把握して逆を取れるようにする。

バリエーション

  1. ゴールキーパーあり、無し。
  2. グラウンダー、バウンド、浮き球のパス。
  3. シュートの本数やパス役の配置を変える。
こちらの関連記事もどうぞ!