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ロングボールの導入や浮き球のコントロール改善として、競争形式で小学校高学年から大人まで楽しみながらに行えるメニューです。
利き足以外でボールを蹴ったり、浮き球を体の様々な部位でコントロールしたり、4人組で1タッチのコントロールにチャレンジしたり、いろいろなバリエーション(下部参照)で試してみてください。Viel Spaß!
重点
ロングボール、浮き球のコントロール、コミュニケーション
準備
- 2人組でボールを1つ用意する。
- 2人が30~40mの距離に離れて立つ。
- 隣のグループにぶつからないように気を付ける。
進め方①(2人組)
- 1人がボールを蹴り、味方がボールを落とさずに3タッチ以上できたらチームで1ポイント獲得。
- 各チームが時間で目標ポイントを目指す(例:2分間で5ポイント)。
進め方②(4人組)
- 1人が逆サイドにいる味方にロングボールを蹴る(図内①)。
- 逆サイドの選手は1タッチで5~7m内側にいる味方にボールを落とさずに渡す(図内②)。
- さらに内側の選手は1タッチでボールを落とさずに外側の選手に返す(図内③)。
- 外側の選手がボールを落とさずにコントロールできたらチームで1ポイント獲得。
- 各サイドで内側と外側の役割を変えながら行い、時間で各チームがポイント数を競う。
コーチングポイント
- 蹴る瞬間にボールをよく見てミートする。
- 蹴る瞬間にキックする足の足首を固める。インフロントの場合はつま先を引き上げた形(L字)。
- 味方がコントロールしやすいように、ボールを下からすくい上げるように柔らかいボールを蹴る。
- カーブがかかる横回転ではなく、味方に直線的な軌道で飛ぶ縦回転のボールを蹴る。最終的には意図的にカーブや直線的なボールを使い分けられるようにする。
- ボールの受け手は落下地点に入り、ボールをよく見てコントロールする。
- 他のチームにボールがぶつからないように、危ない場合は声をかける。
バリエーション
- 先に目標ポイントを達成したチームの勝ち。例:5ポイント先取
- 利き足以外でボールを蹴る。
- 利き足で成功したら1ポイント、利き足以外で成功したら2ポイント獲得。
- 浮き球をコントロールする体の部位を決める。例:足のみ、もも、胸など
- 4人組みで行う(進め方②)。