チャンスメイク・フィニッシュ

Tr93) サイドのコンビネーションからシュート

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全てのポジションを絡めてチーム全体で行えるシュート練習です。

Tr92) 中央のコンビネーションからシュートと同様に、試合前日の締めとして全体で行ったり、もちろん少人数にアレンジして行ったりすることも可能です。

自チームのシステムに応じてスタートポジションを調整し、試合で使いたいバリエーションにチャレンジしてみてください。Viel Spaß!

Tr92) 中央のコンビネーションからシュートフォワード陣の個人練習として少人数で行えるものから、前線と中盤・DFラインを組み合わせてチーム全体で行えるものまでさまざまなバリエーショ...

重点

チャンスメイク&フィニッシュ(クロス、ダイアゴナルパス)、オフ・ザ・ボールの動き(予備動作、パス&ゴー、ダイアゴナルラン、3人目の動き)、身体の向き、テクニック(パス、ファーストタッチ、シュート、ヘディング)

準備

  1. システムに合わせてマーカーを置き、ペナルティエリア角の少し前にディフェンダーを想定して約8m間隔でコーンを置く。
  2. スタートポジションにボールを用意し、選手がポジションにつく。
  3. ゴール前にキーパーとディフェンダー1人が入る。

バリエーションA(スルーパス)

  1. センターバックからボランチを経由して逆のセンターバックに展開する(図aかb)。
  2. ボールサイドのミッドフィールダーがコーンの中間に入り、サイドバックとともにパスコースを2つ作る(図a,b)。
  3. センターバックからミッドフィールダーを経由してオーバーラップしたサイドバックがクロスを上げる(図a)。もしくはセンターバックから直接サイドバックがパスを受けクロスを上げる(図b)。
  4. フォワードと関係する中盤の選手がゴールを目指す。
  5. 片方のサイドが終わったら、すぐにスタート地点から逆サイドのサイドバックにパスを出し(赤矢印)次のクロスに備える。

コーチングポイント

  1. 状況に適したパススピードパスの精度味方のどちらの足スペース)。
  2. タイミングをよく動き出して、センターバックに対して中と外にパスコースを作る。
  3. 攻撃行方向の見える身体の向きファーストタッチ
  4. ディフェンダーの動きを見てフリーな味方にクロスを上げる。
  5. クロスに対して複数のパスコースを作る(Tr66を参照)。
Tr66) クロスからゴール前の1対1(2対2)クロスに対するゴール前の攻防を改善するトレーニングです。クロスはゴールに近づくための一つの手段ですが、ただやみくもにゴール前にボールを放...

バリエーションB(3人目、4人目の動き)

  1. センターバックからボランチを経由して逆のセンターバックに展開する(図cかd)。
  2. ボールサイドのミッドフィールダーがコーンの中間に入り、サイドバックとともにパスコースを2つ作る(図c,d)。
  3. センターバックからミッドフィールダーへの縦パスに対してボランチが3人目でサポートする(図c)。もしくはセンターバックからサイドバックにパスを出し、ミッドフィールダーを経由してボランチがパスを受ける(図d)。
  4. ボランチからのスルーパスをサイドバックが4人目として受けてクロスを上げる。
  5. フォワードと関係する中盤の選手がゴールを目指す。
  6. 片方のサイドが終わったら、すぐにスタート地点から逆サイドのサイドバックにパスを出し(赤矢印)次のクロスに備える。

コーチングポイント

  1. 縦パスに対して1タッチで受けられるように3人目・4人目が反応する。
  2. その他、バリエーションAを参照。

バリエーションC(ダイアゴナルラン)

  1. センターバックからボランチを経由して逆のセンターバックに展開する(図eかf)。
  2. ボールサイドのミッドフィールダーがコーンの中間に入り、サイドバックとともにパスコースを2つ作る(図e,f)。
  3. センターバックからミッドフィールダーへの縦パスに対してFWが3人目でサポートし、ペナルティエリアに斜めに走り込んだサイドバックにパスを出す(図e)。もしくはセンターバックからサイドバックにパスを出し、ミッドフィールダーが斜めに裏に抜けてパスを受ける(図f)。
  4. クロスに対してフォワードと関係する中盤の選手がゴールを目指す。
  5. 片方のサイドが終わったら、すぐにスタート地点から逆サイドのサイドバックにパスを出し(赤矢印)次のクロスに備える。

コーチングポイント

  1. スルーパスに対して遅すぎず、早すぎてオフサイドにもならないようにタメを作りながら斜めに抜ける(ダイアゴナルラン)。
  2. その他のバリエーションを参照。

バリエーションD(ダイアゴナルパス)

  1. センターバックからボランチを経由して逆のセンターバックに展開する(図gかh)。
  2. ボールサイドのミッドフィールダーがコーンの中間に入り、サイドバックとともにパスコースを2つ作る(図g,h)。
  3. センターバックから逆のサイドバックにロングボールで展開する。
  4. サイドバックは1タッチで内側のミッドフィールダーにパスを出し、ディフェンスラインの背後でリターンパスを受ける(図g)。もしくはミッドフィールダーが背後に動き出しサイドバックから1タッチでパスを受ける(図h)。
  5. クロスに対してフォワードと関係する中盤の選手がゴールを目指す。
  6. 片方のサイドが終わったら、すぐにスタート地点から逆サイドのサイドバックにロングパスを出し(赤矢印)次のクロスに備える。

コーチングポイント

  1. 左右の足で正確なロングボールが蹴れるようにする。
  2. ボールの移動中にミッドフィールダーは準備し、サイドバックと1タッチのコンビネーションができる距離を保つ。
  3. その他のバリエーションを参照。

他のバリエーション

  1. 全てのバリエーションを混ぜて自由に(アドリブで)行う。
  2. ディフェンダーの数を増やす。
  3. 中央のコンビネーションと組み合わせる(Tr92)。
Tr92) 中央のコンビネーションからシュートフォワード陣の個人練習として少人数で行えるものから、前線と中盤・DFラインを組み合わせてチーム全体で行えるものまでさまざまなバリエーショ...
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