1対1・2対1など

Tr134) 【認知・判断・実行を高める】4ゴールの1対1+1

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Tr133のようなディフェンダーのいない状況で磨いたドリブル、パス、ファーストタッチなどの基本テクニック、状況に応じて効果的に使い分けられるようにするためのメニューです。複数あるゴールのうちどこが狙いやすいか、味方や相手はどこにいるかなど状況を把握し、どちらにドリブルやファーストタッチを行うか、ドリブルとパスのどちらを使うかなどの判断を繰り返すことで、『認知・判断・実行』を素早く正確に行えるようにしていきます。

人数を増やして2対2+13対3+1にしたり、フリーマンをなくして数的同数にしたりすることにより難易度が上げることが可能です。Viel Spaß!

Tr133) 【テクニック複合ドリル】2コースすれ違いのドリブル&パス小学3・4年生くらいから取り組むことができるドリブル、パス、ファーストタッチなどの基本テクニック複合ドリルです。周りの状況を見ながら声を...

重点

認知(状況把握)・判断、テクニック(ドリブル、パス、ファーストタッチ)、ワンツー(パス&ゴー)、コミュニケーション(アイコンタクト)、攻守の切り替え

準備

  1. 20x20mのグリッドを作り、3m内側に2m幅のコーンゴールを4つ設置する。
  2. グリッド内に1対1(青と赤)+フリーマン(黄)になるように選手が3人入る。
  3. グリッド外にコーチ(緑)がボールとともに準備する。

進め方

  1. コーチがグリッド内にボールを出して開始する。
  2. ボールを持っている選手はフリーマンと協力して、コーン間をドリブルで通過するか(図a)、コーン間にパスを通したら1ポイント獲得(図b)。フリーマンがドリブル突破したりパスを通したりしても1ポイント。ワンツーが成功した場合は2ポイント獲得(図c)。
  3. 時間(例:1分)で交代しながら行う。

コーチングポイント

  1. ディフェンダーの位置やディフェンダーとの距離によって、運ぶドリブルキープのドリブルを使い分ける。ゴールを通過できそうなら素早いドリブルで運び、ディフェンダーに追い込まれたら体を入れてボールを守る
  2. 顔を上げながらドリブルし、味方の位置を常に把握する。
  3. ドリブルとパスを使い分ける自分と味方のどちらがゴールしやすいか
  4. できる限り正確必要なだけ鋭いパスを心がける。
  5. パスを出した後、動きなおす(パス&ゴー)。チャンスがあればワンツーで2ポイント獲得を目指す(図c)。
  6. 攻守の切り替えを素早く行う。

バリエーション

  1. 2対2+13対3+1で行う。
  2. 数的同数1対12対2・3対3)で行う。
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