攻守の切り替え

Tr145) 3+3対3【攻守の切り替え】

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攻守の切り替えを重点としたTr144) 2+2対2に人数を追加したメニューです。人数が増えた分、攻守の切り替え時により素早く正確な状況把握が必要となります。

攻撃側はボールを失っても素早く攻撃から守備に切り替えてボールを奪い返すことにより攻撃を続けることができます。守備側はボールを奪ってもその場でもたもたしているとすぐにディフェンダーのプレッシャーを受けてボールを奪い返されてしまうでしょう。奪ったボールを攻撃につなげる(すぐに奪い返されない)ためにも、ボールを奪った選手の状況把握・判断と周りの選手の素早いポジション取りが必要となります。Viel Spaß!

重点

  • 攻撃から守備への切り替え(ゲーゲンプレッシング)
  • 守備から攻撃への切り替え(奪ったボールを奪い返されない)

準備

  1. 12x12mのグリッドを作る。
  2. 9人組を作り、3人ずつ3チーム(赤・青・緑)に色分けする。
  3. 最初のディフェンスチーム(赤)を決定する。

進め方

  1. 2チームが攻撃チームとなり、2タッチ以内でボールキープを試みる。
  2. ボールを奪われたチームが新たなディフェンスチームとなる(図a:青)。ディフェンスチームがボールを奪ったら、新たなディフェンスチームにボールを奪い返されないようにもう1チームとともにボールキープを試みる(図a&b:赤)。
  3. グリッド外にボールが出た場合、ボールを出したチームがディフェンスチームとなり再開する。ディフェンスチームがボールを蹴り出しても再びディフェンス役として再開される。

コーチングポイント

  1. ボールを奪われたチーム(図a:青)は、ボールを奪った選手・チーム(赤)の準備が整う前にボールを奪い返しに行く(ゲーゲンプレッシング)。場合によってはミスを予測してボールを奪い返しに動き出す
  2. ボールを奪ったディフェンダー(図a:赤)は、ゲーゲンプレッシングですぐに奪い返されないようにその場からボールを展開する。
  3. ボールを奪ったチーム(図b:赤)はすぐに攻撃のポジションを取る。

バリエーション

  1. 全てタッチ制限なし、もしくは奪った直後のアクションのみタッチ制限なしとする。
  2. 各チーム1人ずつ人数を減らし2+2対2(Tr144)で行う。
  3. 3対3+2フリーマン(Tr35)で行う。フリーマンチームの移動が少ないので若干難易度を下げることができる。
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