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エッケなどボール回し系のメニューで学んだパス&ボールコントロールや身体の向き、ポジショニングをゲームに落とし込むために小学4年生に行ったビルドアップの導入メニューです。小さなグリッドでできるようになったことをゲームのシチュエーションに当てはめて行い、より正確なポジショニングや前進するためのアイデアを身につけていきましょう。
ウォーミングアップでTr12) 長方形のエッケ、発展メニューとしてTr74) 4対2+4対2(安定しながら前進)を行いました。
簡単であれば守備チームの改善も行ったあと4対3にしたり、中学生以上であればTr43) 4対3 ビルドアップの基本も試してみてください。Viel Spaß!
重点
ビルドアップの基本(ポジショニング、状況把握)、パス&ボールコントロール、ドリブル、攻守の切り替え、コミュニケーション
準備
- ゴールラインから約30m離れたサイドにミニゴール(コーンゴール)を配置する。
- 攻撃4人(青)と守備2人(赤)がフィールドに入る。
進め方
- 攻撃チームはゴール前の選手からスタートして、どちらかのミニゴールにパスを目指す。
- 守備チームはボールを奪い通常のゴールを目指す。
コーチングポイント
- 守備チームの動きやポジションを見て攻めるゴールを変更する。
図a:追いつかれて無理に突っ込まない。
図b:2人を片方にひきつけたら逆サイドがフリー - 守備チームが出てこなければドリブルで運びひきつける。その時にいつでもターンやパスでやり直すことができるようにテンポやスピードを調整する。
- できる限りの深さと必要なだけの幅を取る。
図b:サイドチェンジ後ミニゴール付近でボールを受ける。
図c:幅を取りすぎてミニゴールから遠ざかる。パスの移動距離も増えるのでディフェンダーに追いつかれてしまう。 - 正確なパスとファーストタッチを心がける。
- ディフェンダーは無理に突っ込んであっさりと攻略されない。数的不利の守備。
バリエーション
- 一定時間が経過したら3人目のディフェンダーを投入する。
例:5秒後、攻撃側が1回やり直したら(ターン、バックパス) - 始めから4対3で行う(図d)。