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短い辺と長い辺が組み合わさった長方形を使うことで、自然とパスの距離やボールを受ける場所に変化が生まれるメニューです。
ワンツーでボールを受けなおす場所、ボールをコントロールする場所(外側・内側)、3人目の動きなど、4つのバリエーションを紹介しています。Viel Spaß!
重点
予備動作、ワンツー、3人目の動き、パス&ボールコントロール
準備
- 10x18mのグリッドを作る。
- ボールとともに各マーカーに選手が入る。
進め方
- ボールを持っている選手が隣のマーカーにいる選手にパスを出し、すぐにサポートする。
- ボールを受ける選手は予備動作を行った後、ワンツーで長い辺の方向に抜け出す(上図内、左下)。
- 同じように、一つ先のマーカーで待っている選手は予備動作とともに足元で受けたボールを1タッチでリターンするが、スペースが少ない短い辺の方向には進まずにバックステップで広がってボールを受ける(上図内、右下)。
- パスを出した選手は常に1つ先のマーカーに移動していく。
- 一定時間で反対回りでも行う。
コーチングポイント
- 味方がボールを蹴る直前に予備動作を行い、ディフェンダーのマークを一瞬はずした状態をイメージしてボールを受ける。
- 1タッチでリターンした瞬間に素早く動きなおすことで、ディフェンダーを置き去りにしてワンツーを成功させるイメージを持つ。
- 1つ先のマーカーで待っている味方にパスを送る選手は、味方のディフェンダーから遠い方の足に鋭いボールを入れる。パススピードが緩かったり、ディフェンダーに近い方の足にボールを出したりするとインターセプトされる可能性が高まる。
- 左右の足を状況に応じてスムーズに使えるようにする。外側の足でパスを出す。ディフェンダーから遠い方の足で受ける。
バリエーション
- 人数が多い場合、ボール2つで行う。
- 2タッチで長方形の周りでパスを回す(図a)。
- ファーストタッチでカットインする(図b)。
- 1タッチでリターンした選手が3人目でボールを受けなおす(図c)。