スポンサーリンク
ゴールチャンスを作り出すための素早いコンビネーションを学ぶことができるメニューです。ウォーミングアップやシュート練習として行うことができます。
オーバーラップやワンツー、ダイアゴナルランなど、ディフェンダーのいない状況でさまざまなアイデアを蓄積し、のちにディフェンダーのいるTr108) 3エリアで連続2対1でアイデアを応用してみましょう。Viel Spaß!
Tr108)【素早い攻撃でチャンスメイク】3エリアで連続2対1素早い攻撃によるチャンスメイクからフィニッシュを目指すメニューです。
2対1の連続になりますが、素早い攻撃を促すために時間制限を設...
重点
さまざまなコンビネーション(オーバーラップ、ワンツー、ダイアゴナルラン、展開)
準備
- 縦横12mの間隔でコーンを2列置いてコースを作る(行きと帰り)。
- ゴールがあれば、「帰りのコース」の最後にゴールを用意する。「帰りのコース」の最後のコーン(下図、スタート地点から4つ目)がペナルティエリア上になるように設置すると次のメニュー(Tr108)にスムーズに移行できます。
- 3人組でボール1つ持ってスタートラインに並ぶ。人数が多ければ二手に分かれる。
進め方A(オーバーラップ・スルーパス)
- 中央の選手がどちらかのサイドにスルーパスを出し、その選手の裏を回る。
- パスを受けた選手は斜めに仕掛ける。
- 逆サイドにスルーパスを出しオーバーラップする。
- 同じように繰り返し、ゴールを設置していればシュートで終わる。
コーチングポイント
- スピードに乗って前進できるようにする。
- 味方のスピードが落ちないように斜め前のスペースにパスを出す。
- ファーストタッチから仕掛けスピードに乗ったドリブルを行う。
- 味方やボールの前進具合によってオーバーラップのスピードを調整する。早すぎず遅すぎず。
- スルーパスに対して斜め内側にスピードに乗って走り込む。
進め方B(ワンツー・展開)
- 中央の選手はどちらかのサイドの選手の足下にパスを出す。
- ボールを受けた選手は中央の選手とワンツーを行う(DFに縦を切られている想定)。
- 1タッチもしくはコントロールしてから逆サイドに展開する。
- 中央の選手はサポートに入り、同じように続けていく。
- 行き・帰りや1周回ったタイミングで選手のポジション(左右・中央)を交代しながら行う。
コーチングポイント
- テンポよく前進していく。
- ボールコントロールから素早いワンツーを行う。パス&ゴー。
- 逆サイドに鋭いパスで展開する。
- 中央の選手はリターンパスの角度を作るためにボールホルダーの横でサポートする。
バリエーションC(ダイアゴナルラン・展開)
- 中央の選手はどちらかのサイドの選手にパスを出し、斜め裏に抜け出す。
- ボールを受けた選手は縦に抜けた選手にパスを出し、すぐにサポートに入る(DFに内側を切られている想定)。
- ボールを受けた選手は外側にターンしたあと(内側からDFが来ていると想定)、サポートに入った選手にバックパスを出す。
- バックパスを受けた選手は逆サイドに展開し、すぐに斜め裏に抜け出す。
- 逆サイドでパスを受けた選手は縦パスを出してからすぐにサポートに入り、同じように続けていく。
コーチングポイント
- 前方のコーンのやや手前で味方が受けられるように縦パスの強さを調整する。
- 縦パスを出した後、素早くサポートに入りバックパスコースを作る。
- 前方のスペースで縦パスを受けられるようにダイアゴナルランのタイミングやスピードを調整する。
- 内側からDFが来ていると想定して外側の足のアウトサイドでターンする。c図の場合、青と緑は左足、赤は右足のアウトサイド。
- 逆サイドに鋭いパスで展開する。