大会レポート

U-17国際大会 ケラミックカップ記録【壁あり室内サッカー・ハーレンフースバル】

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テア・シュテーゲン、ノイアー、キミッヒ、ザネ、ドラクスラー、イブラヒモビッチなども出場経験のあるU-17 Keramik-Cup(ケラミックカップ)はドイツで40年近く続いているU-17カテゴリーで最も歴史ありレベルの高いハーレンフースバル(ドイツ式壁あり室内サッカー)の国際大会です。

ハーレンフースバルドイツで冬のシーズンオフの間にトレーニングやエンターテイメントの一環として行われている競技で、さまざまな年代やカテゴリーの大会が各地で開催されています。

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ケラミックカップに出場した選手の中から120名以上が各国の代表選手となり、現在でも400名近い現役プロ選手がユース時代にケラミックカップに出場しています。

2010年大会からは日本からも毎年1チームが参戦し、日本代表の三竿健斗畠中槙之輔なども2012年に東京ヴェルディユースの一員として出場しています。

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大会概要

  1. 後援:FIFA、UEFA、DFB、FVR
  2. DFB(ドイツサッカー協会)とFVR(ラインラントサッカー協会)のサッカー・室内サッカー競技規則に準ずる。以下、特別なルールを定める。
  3. 1チーム最大14名登録の中からゴールキーパーを含めた5名が出場する(5人制)。控え選手はゴール脇に待機し、何度でも自由に選手交代を行うことができる。
  4. 参加14チームを2グループに分け、7チームで総当たりのリーグ戦を行う(2016年以降)。上位4チームが準々決勝に進出(ベスト8)。
  5. 1試合12分1本。準々決勝以降で同点の場合、5名によるPK戦を行う。決勝・3位決定戦のみ15分1本、同点の場合は5分間の延長戦、PK戦で決着をつける。
  6. フィールドの大きさは21x42mで、ゴール以外の場所は1mの壁に囲まれている。
  7. ゴールは高さ2m、幅5m。ペナルティエリアは縦7m、横12m(ゴールポストから横に3,5mずつ+ゴール幅5m)。ペナルティスポットは9m。
  8. 試合球は5号球を使用する。

主な競技規則

  1. ファウルボディコンタクトはサッカー競技規則に準ずる(スライディングタックルあり)。
  2. 壁際でボールを保持するために必要以上に両手を壁に着いてプレーした場合、相手チームにフリーキックが与えられる。逆に、壁際でボールを保持している選手に対して必要以上の力でチャレンジした場合、相手チームにフリーキックが与えられる。
  3. オフサイドルールは適用しない
  4. フリーキックはすべて間接フリーキックとなる。フリーキック、コーナーキック、ロールイン時、相手選手はボールから3m以上離れなければならない
  5. ボールがタッチライン(タッチウォール)を越えてフィールド外に出た場合、ボールが出たタッチウォール付近から片手でボールを転がしてリスタートする(ロールイン)。
  6. ボールがゴールライン(ゴールウォール)を越えてフィールド外に出た場合、ペナルティエリア内からゴールキック(スロー)もしくはコーナーキックでリスタートする。
  7. ゴールキック(スロー)時、もしくはインプレー中に手で処理したボールをペナルティエリア内から投げたり蹴ったりする時、自陣で味方もしくは相手選手がボールに触らなければならない。ペナルティエリア内から蹴った(投げた)ボールが誰にも触れずにセンターラインを越えた場合、センターライン上から相手チームの間接フリーキックで再開する。
  8. ボールが会場の天井に触れた場合、触れた地点の真下から相手チームの間接フリーキックで再開する。
  9. ゴールは相手陣地内からのシュートのみ認められる。例外として、自陣から打ったシュートに相手陣地で相手選手が触れてオウンゴールとなった場合もゴールが認められる。
  10. ラフプレーなどの場合、審判はイエローカードとともに該当する選手に2分間の退場を命じることができる。2分経過するか失点した場合、選手を補充することが可能となる(退場した選手は失点しても2分間はプレーできない)。
  11. レッドカードにより審判から退場を命じられた選手のチームは、3分を経過し、なおかつ失点した場合のみ、退場した以外の選手を補充することができる。一発退場(レッドカード)の選手は大会出場資格を失う。

過去の大会レポート

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歴代優勝チーム

その他、過去の参加チーム

  • マインツ05、ザンクト・パウリ、グロイター・フュルト、1.FCザールブリュッケンなど(ドイツ)
  • マルメFF、AIKソルナ、IFKヨーテボリ、ヘルシンボリIF(スウェーデン)
  • ディナモ・キエフ(ウクライナ)
  • FCフォレンダム、VVVフェンロ(オランダ)
  • スラビア・プラハ(チェコ)
  • トッテナム(イングランド)
  • FCバーゼル(スイス)
  • サウスカロライナ・ユナイテッド(アメリカ)

日本チームの成績

これまで日本チームは10回参戦してグループステージ突破は3回のみ。しかし、ベスト8からはどの試合も紙一重の勝負!まずはグループリーグ突破(ベスト8進出)!

過去の主な出場選手

2010年大会MVP・得点王のドラクスラー、2013年大会得点王のザネ

ケラミックカップの国内・外ドリームチーム

会場アクセス

  • 会場名:Sporthalle im Schulzentrum Montabaur
  • 住所:Von-Bodelschwingh-Str., 56410 Montabaur, Germany
  • アクセス:フランクフルト空港駅(Frankfurt Flughafen Fernb)から会場最寄りのモンタバウア駅(Montabaur)までICEで約30分。モンタバウア駅から会場まで約1,5km(徒歩で約20分、タクシーで約5分)。