オフ・ザ・ボールの動き

Tr212) 4+2対4+2【縦パスからゴール前の攻防】

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相手ゴール脇にポストプレーヤーを配置することで、攻撃側は手前(足元)と奥(ポストプレーヤー)の選択肢を使い分けながらゴールに向かい縦パスゴール前へのランニング(3人目の動き)フィニッシュ(1タッチシュート)などに集中して取り組むことできるメニューです。

守備側は背後のスペースを消しながら、ポストプレーヤーへの縦パスに対しては素早くプレスバックを行いゴール前のマークなどに集中して取り組むことができます。Viel Spaß!

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重点

  • 認知・判断(足元と奥の使い分け)
  • 縦パス
  • オフ・ザ・ボールの動き(マークを外す、3人目の動き)
  • シュート(1タッチ)
  • ゴール前の守備(プレスバック、インターセプト、シュートブロック)
  • コミュニケーション
  • 攻守の切り替え

準備

  1. 縦22x幅20mのグリッドにゴールを設置し、GKが入る。
  2. 攻撃方向を決めて、各チームから4選手が入る。
  3. 相手陣地のゴール脇に各チームのポストプレーヤーを2名配置する。

進め方

  1. オフサイドルール無し。
  2. 各チームは、相手ゴール脇にいるポストプレーヤーを使うことができる。ゴールキーパーからも可能。
  3. ポストプレーヤーは2タッチ以内でプレーする。
  4. ポストプレーヤーやゴールキーパーはシュートを打つことができない。
  5. 時間で役割を交代しながら行う。

コーチングポイント

  1. 認知・判断
    足元と奥(ポストプレーヤー)の選択肢を持ちながら相手ゴールに迫る。ディフェンダーが足元へのパスを狙っていたらポストプレーヤーからチャンスメイク(下図a)、ポストプレーヤーを切られたら足元へのパスからチャンスメイク(下図b)。
  2. オフ・ザ・ボールの動き(3人目の動き)
    ポストプレーヤーへの縦パスに対して素早くゴール前に移動し、シュートを打てるポジションを取る(下図a)。できればポストプレーヤーが1タッチでアシストできるタイミングで
  3. ディフェンダーにブロックされる前に1タッチシュートの選択肢を持つ。
  4. 味方が1タッチシュートを打てるようなラストパスを心がける(パススピード味方がシュートを打てる足に)。
  5. 守備側は、ゴール正面からシュートを打たせないファーストディフェンダーを素早く設定する。
  6. ポストプレーヤーに入れられたら、素早くゴール前のスペースを埋めてインターセプトシュートブロックを狙う。
  7. 攻守の切り替えを素早く行う。

バリエーション

  1. ゴールキーパーからポストプレーヤーへのパスを禁止する(攻撃側の難易度アップ)。
  2. ゴールキーパーもシュートを打つことができる(攻撃側の選択肢が増える)。
  3. ポストプレーヤーは1タッチのみ(縦パスに対してより素早いサポートが求められる)。
  4. 1タッチシュートのみ。
  5. 人数に応じて、3対35対5で行う。
  6. 相手陣地タッチライン際にサイドプレーヤーを配置する(Tr211)。
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