Tr160) 4ゲートの1対1を2対2に発展したメニューです。ボールホルダーは相手の位置だけでなく味方の位置も把握する必要があり、さらにドリブルだけでなく状況に応じてパスの選択肢も使い分けることでゴールチャンスを増やしていくことができるでしょう。ゲームインテリジェンスを磨きプレッシャー下でも最善の選択肢を正確に実行できるようにしていきましょう。Viel Spaß!
『認知・判断・実行』を改善する4つのコーチングポイント【正しいことを行う・正しく行う】
サッカーでは問題を解決するために様々なコーチング・声掛けがありますが、次の言葉の共通点と違いは何でしょうか?
しっかり...
重点
状況把握・判断、オフ・ザ・ボールの動き(サポート、パス&ゴー)、ワンツー、ドリブル、パス、ボールコントロール、シュート、攻守の切り替え
準備
- 20x20mのグリッドにミニゴールを2つ用意する。
- コーンやマーカーで2m幅のゲートを4つ設置する。
- 攻撃(青)と守備(赤)の選手が2人ずつそれぞれのミニゴール脇に入る。
進め方
- ボールを持っているチームがドリブルを開始してスタート。
- 4つのゲートのうち2つをドリブルもしくはパスで通過してからいずれかのミニゴールを目指す(下図)。
- ディフェンダーがボールを奪ったら、同じように2ゲートを通過してからいずれかのミニゴールを目指す。
- ゲートを通過した状態でボールを奪われ、さらに奪い返した場合は再び2ゲートを通過してからゴールを目指さなければならない。
コーチングポイント
- ディフェンダーの動きを把握しながら攻める方向(ゲート・ミニゴール)を判断する。
- フェイントやターンでディフェンダーの逆を取りドリブルではがす。
- パスに逃げずにドリブルとパスを使い分ける。
- ボールを持っていない選手はボールホルダーの状況に応じて味方をサポートする(バックパス・横パスコース、スルーパスのコース、ワンツー)。
- 状況に応じてパススピードを調整する。足下への鋭いパス、グリッドを出ない程度のスルーパス。
- ディフェンダーをかわしたあとや2つ目の通過ゲートを通過したあとに、素早く冷静にゴールを狙う。
- 攻守の切り替えを素早く行う。
バリエーション
- ゲートの通過数やグリッドの大きさを変更して難易度を調整する。
- 各ゴール前にゴールキーパーを配置して行う。
- 1対1で行う(Tr160)。
Tr160) 4ゲートの1対1【ドリブルしながら状況把握・判断】4つのゲートと2つのミニゴールを使うことでどの方向に進むかドリブルしながらディフェンダーとの駆け引きを磨くことができるメニューです。ドリ...