Tr71) 4対2+2(攻守の切り替え)、Tr72) カウンター対ゲーゲンプレッシングをさらに発展したメニューです。人数を増やしポジションを設定した中で攻撃側はボールポゼッションしながらも守備の準備やゲーゲンプレッシング、守備側は連動した守備や素早いカウンターに取り組んでみましょう。Viel Spaß!
重点
- ボールポゼッション+守備の準備、ゲーゲンプレッシング
- 連動した守備+カウンター
準備
- ハーフコートにゴールを2つ置き、それぞれキーパーを配置する。
- 攻撃チーム(青)と守備チーム(赤)に分け、フリーマンを入れる。
例:8対8+1、7対7+2、6対6+2など
進め方
- 攻撃チームは一方のキーパーからパスを受け、フリーマンとキーパー2人とともにボールポゼッションを開始。パス15本をつないだら1ポイント獲得。
- 守備チームはボールを奪いどちらかのゴールを目指す。ゴールを決めたら3ポイント、ボールをフィールド外に出したら1ポイント獲得。
- 時間(例:3~5分)で攻守を入れ替えながら行う。
コーチングポイント
- 攻撃チームは全体で幅と深さを作りながらもボール際でパスコースを作る。
- 守備チームのプレッシングの状況を見ながらボールを動かす。一ヶ所にとどまり追い込まれない。ひきつけてからサイドチェンジ、ロングパス。
- 直接パスが来る可能性の低いボールから遠い選手は絞って守備に間に合う距離を取る(図a)。パスが来そうなタイミングで再び攻撃的なポジションを取る(図b)。
- ゲーゲンプレッシング。ボールを失ったあと素早く守備に切り替えてボール奪い返しに行く。
- 守備チームはプレッシングのタイミングで連動して守備を行う。
例:サイドに追い込む、パスミスやトラップミスを狙う - ボールを奪ったあと縦パスや仕掛けるドリブルで素早くゴールを目指す。
バリエーション
- レベルや人数に合わせてフィールドの大きさを調整する。
- レベルや人数に合わせてフリーマンの数を調整する。