Tr71) ４対２＋２（攻守の切り替え）の発展メニューです。より多い人数が関わり、攻撃側はボールポゼッションとゲーゲンプレッシング、守備側は連動した守備からカウンターを表裏一体で改善することが可能です。
攻撃チームはボールを失ってからだけでなく、特にボールから遠い位置の選手は攻撃中から守備の準備を考え、守備チームはボールの奪いどころを工夫することにより効率よくカウンターを開始することが可能になります。Viel Spaß!
重点
- ボールポゼッション＋ゲーゲンプレッシング
- 連動した守備＋カウンター
準備
- １５ｘ２５ｍのグリッドを作り、ミニゴール（コーンゴール）を各辺に設置する。
- ４人組を３チーム作って色分けし、十分な予備ボールを用意する。人数が少なければ３人組を３チーム作る。
進め方
- 攻撃の２チーム（青と黄）は協力してグリッド内でボールを保持する。２タッチ以内。
- 守備チーム（赤）はボールを奪いミニゴールを目指す。
・ ミニゴールに決めたら３ポイント
・ ボールを外に出したら１ポイント - ゴールが決まるかボールがグリッド外に出たら攻撃チームからすぐに再開する。
- 時間（例：２分）で守備チームを交代し、最もポイントの高いチームの勝ち。
コーチングポイント
- 攻撃チームは数的優位を活かし効果的なポジションを取る。
- ボールを奪われたあと素早く守備に切り替えカウンターを阻止する。ゲーゲンプレッシング。
- 守備チームはコミュニケーションを図り連動した守備を行う。
- ボールの奪いどころを共有する。できればゴールしやすいミニゴール付近で前向きにボールを奪う。
- ボールを奪ったあと相手の守備が整う前に素早くゴールに向かう（図a）。縦パス、仕掛けるドリブル。
- 相手の守備の状況を見極め攻めやすいゴールを狙う、もしくは変更する（図b）。
バリエーション
- グリッドの大きさやタッチ制限を変更して難易度を調整する。
- 人数によってグループ分けを変更する。
・３人組３チーム（３＋３対３）
・チーム分けが同数にならない場合（４＋２対４、３＋２対３） - ミニゴールの数を変更して難易度を調整する。