サイトアイコン ドイツ式サッカー指導者養成・選手育成【フースバルトレーニングアカデミー】

Tr55) 3色でコンビネーション【ワンツー、3人目の動き、スルーパス】

Tr49) 4色で交差しながらターンorリターンのように色分けしたチームが入り乱れながらさまざまなコンビネーションを行います。ディフェンダーはいませんが他のチームが動く障害物となるので、常に状況を把握したうえでパスのタイミングやファーストタッチの位置などを判断・実行する必要があります。

ワンツースルー3人目の動き、スルーパスなどビルドアップやチャンスメイクで必要となるアイデアをウォーミングアップから落とし込んでいくことができるメニューです。Viel Spaß!

Tr49) 4色で交差しながらターン or リターン【認知・判断】4色が入り乱れてドリブルを行うTr33) 交差点にドリブル侵入のパス&ボールコントロールバージョンです。 下のような反復形式のパス...

重点

パス、ファーストタッチ、身体の向き、オフ・ザ・ボールの動き、ワンツー、スルーパス、3人目の動き

準備

  1. 20x20mのグリッドを作る。
  2. 4人組を3チーム作り色分けする。
  3. 各チームボールを1つ持ちグリッドに入る。

進め方

  1. グリッド内を自由に動きながら、同じ色の選手同士でパスを回す。
  2. 一定時間でパスの種類を変えながら行う。
    図a) 他の色の選手を挟んでワンツー
    図b) 2人が縦関係に並んでボールに近い選手がスルー
    図c) 縦パスから3人目に1タッチで落とす(できれば4人目に続ける)
    図d) 他の色の選手の背後を取ってスルーパス

コーチングポイント

  1. 身体の向きを整えて首を振り周りの状況(相手・味方・ボール)を把握する。
  2. 他チームにボールを当てないようにパスのタイミングスピードを調整する。
  3. 受け手はボールに対しての角度身体の向きを調整する。
  4. 事前に味方の位置を把握して意図的なファーストタッチを行う。
    止めてから考えない。
  5. ワンツーの時、ドリブルで相手に仕掛けてからパス&ゴー(図aの青)
    パスの距離が遠いとディフェンダーに読まれてしまう(図aの赤)
  6. スルーの時、前後の選手が離れすぎず、奥の選手に鋭いパスを出す(図bの青)
    前後の選手が離れすぎてパスが緩いとディフェンダーに読まれてしまう(図bの赤)
    パスを出した選手は一方でサポート、スルーした選手は逆でサポート。
  7. 前後に段差を作り、深い位置の選手に鋭いパスを当てて3人目が受ける(図cの青)
    手前の選手につけると3人目へのパスの角度が難しくなり、ディフェンダーも読みやすくなる(図cの赤)
  8. ボールを持っている選手はいつでもパスが出せるドリブルをする。
    パスを受ける選手は予備動作とともにスピードを変えて背後を取る。

バリエーション

  1. その日のテーマやレベルに合わせて行うパスの種類を変える。
  2. 人数が合わなければ1組3人や5人で行う。
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