相手ゴール脇にポストプレーヤーを配置することで、攻撃側は手前(足元)と奥(ポストプレーヤー)の選択肢を使い分けながらゴールに向かい、縦パスやゴール前へのランニング(3人目の動き)、フィニッシュ(1タッチシュート)などに集中して取り組むことできるメニューです。
守備側は背後のスペースを消しながら、ポストプレーヤーへの縦パスに対しては素早くプレスバックを行いゴール前のマークなどに集中して取り組むことができます。Viel Spaß!
Tr211) 4+2対4+2【クロスに対する攻防】両サイドにフリーな選手を配置してクロスに対する攻防に集中して取り組むことができるメニューです。
サイドにフリーな選手を配置していま...
重点
- 認知・判断(足元と奥の使い分け)
- 縦パス
- オフ・ザ・ボールの動き(マークを外す、3人目の動き)
- シュート(1タッチ)
- ゴール前の守備(プレスバック、インターセプト、シュートブロック)
- コミュニケーション
- 攻守の切り替え
準備
- 縦22x幅20mのグリッドにゴールを設置し、GKが入る。
- 攻撃方向を決めて、各チームから4選手が入る。
- 相手陣地のゴール脇に各チームのポストプレーヤーを2名配置する。
進め方
- オフサイドルール無し。
- 各チームは、相手ゴール脇にいるポストプレーヤーを使うことができる。ゴールキーパーからも可能。
- ポストプレーヤーは2タッチ以内でプレーする。
- ポストプレーヤーやゴールキーパーはシュートを打つことができない。
- 時間で役割を交代しながら行う。
コーチングポイント
- 認知・判断
足元と奥(ポストプレーヤー)の選択肢を持ちながら相手ゴールに迫る。ディフェンダーが足元へのパスを狙っていたらポストプレーヤーからチャンスメイク(下図a)、ポストプレーヤーを切られたら足元へのパスからチャンスメイク(下図b)。 - オフ・ザ・ボールの動き(3人目の動き)
ポストプレーヤーへの縦パスに対して素早くゴール前に移動し、シュートを打てるポジションを取る(下図a)。できればポストプレーヤーが1タッチでアシストできるタイミングで。 - ディフェンダーにブロックされる前に1タッチシュートの選択肢を持つ。
- 味方が1タッチシュートを打てるようなラストパスを心がける(パススピード、味方がシュートを打てる足に)。
- 守備側は、ゴール正面からシュートを打たせない。ファーストディフェンダーを素早く設定する。
- ポストプレーヤーに入れられたら、素早くゴール前のスペースを埋めてインターセプトやシュートブロックを狙う。
- 攻守の切り替えを素早く行う。
バリエーション
- ゴールキーパーからポストプレーヤーへのパスを禁止する(攻撃側の難易度アップ)。
- ゴールキーパーもシュートを打つことができる(攻撃側の選択肢が増える)。
- ポストプレーヤーは1タッチのみ(縦パスに対してより素早いサポートが求められる)。
- 1タッチシュートのみ。
- 人数に応じて、3対3や5対5で行う。
- 相手陣地タッチライン際にサイドプレーヤーを配置する(Tr211)。
Tr211) 4+2対4+2【クロスに対する攻防】両サイドにフリーな選手を配置してクロスに対する攻防に集中して取り組むことができるメニューです。
サイドにフリーな選手を配置していま...