広い場所でのスピードに乗ったドリブルと、狭い場所で必要な細かいタッチのドリブルを楽しみながら学べるメニューです。ドリブルをして終わりではなく、パスと組み合わせることによってアイコンタクトやファーストタッチの要素も学ぶことができます。
小さな子どもや始めたばかりの子どもは自由なドリブルから始め、慣れてきたら課題を変えてさまざまなドリブルに挑戦しましょう。対面形式のバリエーションではフェイントにも取り組むことが可能で、タイミングを合わせるためにコミュニケーションを図ることも大切になってきます。
同じ設定でTr68) 四角形でターンにも取り組むことが可能です。Viel Spaß!
Tr68) 四角形でターン【幼児・低学年対応】練習やゲームの中で相手を何人もドリブルで抜いていく子どもを目にすることがあります。こうした子どもを観察すると前にドリブルで突進するだけで...
重点
速いドリブル、細かいドリブル、フェイント、パス、ファーストタッチ、アイコンタクト、コミュニケーション
準備
- マーカーで一辺が1mの四角形を作る。
- 四角形から約6m離れた場所にスタート地点としてマーカーを置く。
- スタート地点に選手がボールを持って並ぶ。
進め方
- 先頭の選手はドリブルで進み、四角形を回る(例:図a・b)。
- 四角形を回ったら列で待っている選手にパスを出す。
- 足のさまざまな部位で四角形を回ったあと、競争形式で行う。
ドリブルの種類:インサイド、アウトサイド、足の裏、左・右
競争形式例:先に10本パスをつないだチームの勝ち
コーチングポイント
- 四角形まではスピードに乗ったドリブルを行う。
- 四角形を回るときは細かいタッチで回る。
- アイコンタクトをして正確なパスを出す。
- ファーストタッチからドリブルを開始する。
バリエーション
- ミニゴールを置いて競争形式で行う(図c)。
- 四角形の両側に選手が並び、それぞれの方向から同時に行う(図d)。
- 四角形の両側に選手が並び、四角形の前でさまざまなフェイントを行う(図e)。
- Tr68) 四角形でターン
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