素早い攻撃によるチャンスメイクからフィニッシュを目指すメニューです。
2対1の連続になりますが、素早い攻撃を促すために時間制限を設けています。さらに横幅を縮めたりオフサイドルールを設けたりして攻撃側の制限を増やし難易度を増すことができます。限られた条件の中で素早く臨機応変なアクションにチャレンジしましょう。
Tr107) 3人組で素早いコンビネーションでディフェンダーのいない状況でさまざまなアクションを学んだあと、ほぼ同じオーガナイズで続けることができます。Viel Spaß!
Tr107) 【素早い攻撃でチャンスメイク】3人組でコンビネーションゴールチャンスを作り出すための素早いコンビネーションを学ぶことができるメニューです。ウォーミングアップやシュート練習として行うことができ...
重点
素早い攻撃からチャンスメイク(コンビネーション、ドリブル突破)、オフ・ザ・ボールの動き、パス、ファーストタッチ、シュート、攻守の切り替え
準備
- ゴール前に縦横12m間隔でコーンを置き、3つのエリアを作る。
- 第1エリアに攻撃2人(青)とディフェンダー1人(赤)、第3エリアにディフェンダー1人、ゴール前にゴールキーパーが入る。
進め方
- 攻撃チームは第1エリアと第3エリアのディフェンダーを攻略してゴールを目指す。各エリアにとどまることのできる時間は5秒のみ。
- それぞれのディフェンダーは自分のいるエリア内しか動くことができない
- ディフェンダーがボールを奪ったら、ドリブルでタッチライン突破を目指す。他のディフェンダーにパスを出してもよい。
コーチングポイント
- ボールホルダーは状況に応じてアクションを使い分ける。縦に突破、味方へのパス(図a)。
- ドリブルはディフェンダーに対して斜めに仕掛け、ドリブルコースとパスコースを確保する(図a)。ライン際にまっすぐ仕掛けるとパスコースを切られて追い込まれやすい(図b)。
- ボールを持っていない選手はパスによりディフェンダーを越えられるポジションを取る(図a)。低い位置で受けてもディフェンダーにスライドされてしまう(図c)。高すぎてもパスコースを切られてしまうか(図d)、後ろ向きにパスを受けることになり時間のロスにつながる(図e)。
- ディフェンダーの対応で追い込まれそうな場合、動きなおして脱出する。横のパスコースを切られたらダイアゴナルランで背後に抜ける(図f)。ワンツーや背後を回る動き(図g&h)。
- 攻守の切り替えを素早く行う。
バリエーション
- ゴールがない場合は、最終ライン突破を目指す。
- レベルに応じてエリアの大きさや各エリアの時間制限を変更する。
- 難しい:1人目のディフェンダーは第1エリアだけでなく第2エリアまで、2人目のディフェンダーは第3エリアだけでなくゴール前まで動くことができる。
- 難しい:2人目のディフェンダーとはオフサイドルールありで行う。