サイトアイコン ドイツ式サッカー指導者養成・選手育成【フースバルトレーニングアカデミー】

Tr169) 『四角形』を挟んでドリブル鬼ごっこ【観る・フェイント・仕掛ける】

2人が対面して行うシンプルな鬼ごっこ1対1)ですが、コーンやマーカーで中央に四角形(ケージ=檻)を設けることで前後左右の駆け引きが生まれ相手を動かすためのフェイントや相手(位置・動き・重心・意図)を観ながらドリブルターンすることを楽しみながら学ぶことができるメニューです。Viel Spaß!

重点

認知・判断、ドリブル、フェイント、ターン

準備

  1. 1辺が1,5mの四角形(ケージ=檻)をコーンで作る(マーカーでも可)。
  2. 四角形の両側7mの位置に幅2mのゲートをコーンで作る(マーカーでも可)。
  3. 攻撃(青)と守備(赤)の選手がそれぞれのゲート前で準備する。

進め方

  1. 攻撃の選手がドリブルをしたら両選手ともスタート。
  2. 攻撃の選手は守備の選手にタッチされずにどちらかのゲート突破を目指す。ただし、自分側のゲートに行く場合は一度四角形(ケージ=檻)に一度入らなければならない(図b)。四角形にはどの辺からも入ることができるが、同じ辺から出ることはできない(図c)。
  3. 守備の選手は四角形の中に入ることはできないが、四角形の外で攻撃の選手をタッチするか、四角形の中にいる選手のボールを足でタッチしたら勝ち。
  4. 慣れてきたらドリブルの種類を変えて行う。例:利き足以外、アウトサイドのみなど

コーチングポイント

  1. ドリブルしながら相手の状況(位置、動き、重心、意図)を観る
  2. フェイントを使い相手を動かす
  3. 素早いタッチのドリブルターン相手の逆を取る

バリエーション

  1. 四角形の大きさゲートまでの距離を変えて難易度を調整する。
  2. ドリブルの種類を変えて行う。例:利き足以外、アウトサイドのみ等
  3. 易しい:同じ辺から出入りできる。
  4. 難しい:手前の辺からは四角形に入ることはできない(上図c)。
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