サッカーではドリブル(運ぶ)をしてお終いではなく、シュートやパス(蹴る)が続きます。このメニューは運ぶと蹴るを組み合わせて競争形式で行うことで、ドリブル突破の速さだけでなくシュートの正確性や競争相手との駆け引きも磨くことができます。
時間的なプレッシャーを感じながらもゴールまで慌てず冷静なプレーにチャレンジしてみましょう!Viel Spaß!
重点
ドリブル、シュート、状況把握・判断
準備
- 人数に応じて、ゴール(ミニゴール)前(10~15m)にマーカーでさまざまなドリブルコースを設置する。3コース以上あればマーカーを色分けしておく(下図:赤、青、黄)。
- グループ分けする(例:3~5人、2~4グループ)。
- 各自がボールを持ってスタート地点に並ぶ。
進め方
- コーチのスタート合図で先頭の選手がドリブルを開始する。
- ドリブルでマーカーコースを通過してからゴールを目指す。
- 先にシュートを決めた選手は1ポイント獲得。チームでポイント数を競う。
- バリエーションを変えながら何度か行う。
・ 数回ごとにマーカーコース(右、左、中央)を変える
・ ドリブルの種類を変える(右足だけ、インサイドだけ など)
・ ラウンドごとに獲得ポイントを上げていく(2、5、10など)
コーチングポイント
- 正確で素早いドリブルでマーカーコースを突破する。
- ドリブルからシュートをスムーズに行う。
- 周りの選手の状況を把握しながらプレーする。遅くなっても他の選手がシュートを外したら確実にシュートを決めるチャンス。
バリエーション
Tr37) 迫りくるディフェンダーと1対1【決定機を作り出す】Tr36) 速いだけじゃ勝てないドリブルシュート競争を対人形式に発展させたメニューです。ドリブルコースを突破するスピードによってディフェ...
Tr38) パスを受けてからドリブルシュート競争【決定力アップ】Tr36) 速いだけじゃ勝てないドリブルシュート競争にボールコントロールやパスの要素も加えた競争形式のメニューです。試合の中でもドリブル...