小学3年生くらいから大人まで、ウォーミングアップや導入として使えるメニューです。鬼ごっこですが、走り回るというよりは味方のためにスペースを空ける動きや味方の空けたスペースを使うなど賢く動くことが求められます。
追いかけるほうも逃げるほうもクイックネス(動き出し)とアジリティ(方向転換)を活かしながら賢く動きましょう。
人数に合わせてグリッドを数個作っておけば、次にエッケ(ボール回し)などのメニューをそのまま行うことができます。Viel Spaß!
Tr8) 3対1のエッケ【ポジショニングの導入】Tr7) 【ドイツで一番人気のメニュー】エッケを簡単にしたバージョンです。Ecke(エッケ)とは、日本でいう「鳥かご」や「ボール回し」に...
重点
コミュニケーション、ゲームインテリジェンス、クイックネス、アジリティ
準備
- マーカーで1辺が5~7mの四角形を作る。
- 鬼役(赤)1人がビブスを持ち、他に5人以上(青)が四角の中に入る(図a)。
進め方
- スタートの合図で鬼は他の選手をタッチしに行く。
- 1つのマーカーに1人だけ入ることができ、鬼はマーカーにいる選手をタッチすることができない(図b)。
- 鬼にタッチされたり追いかけられている時にグリッドを出たりした選手はビブスを受け取って新たな鬼となる。
- 1つのマーカーに2人が同時に入っている場合、鬼はどちらかをタッチすることができる。タッチされた場合、先にマーカーにいた選手が新たな鬼となる。
コーチングポイント
- コミュニケーションを図りながらマーカーに出たり入ったりする。
- マーカーにいる選手が先を予測して動き味方を助ける(図c)。
バリエーション
- グリッド中央にもマーカーを置いて行う(7人以上必要)。