「ボールは友達」、有名な言葉ですが、ボールはサッカーボールだけではありません。
このメニューではサッカーボール、テニスボール、ビーチボール、スポンジボール、ラグビーボールなどいろいろな種類のボールを使います(普通のボールで行うことも可能です)。
ボールによって動き方(浮き球、バウンド、ゴロ)や扱い方も異なるので、いろいろな課題にチャレンジすることにより、子供たちは体の動かし方や力加減を調整してボールを扱う感覚を養うことができます。Viel Spaß!
重点
コーディネーション、ドリブル、コミュニケーション
準備
- 人数に合わせてグリッドを作る(例:15x15m)。
- さまざまな種類のボールを用意し、1人1つボールを持ってグリッドに入る。
進め方
- グリッド内でボールと一緒に自由に動く(ドリブル、上に投げる、手で転がすなど)。
- コーチの合図でボールを交換する。
- コーチの合図でさまざまな課題にチャレンジする。
ボールを上に投げて、
・ 落とさずにキャッチ
・ 手をたたいてからキャッチ
・ 手を体の前と後ろでたたいてからキャッチ
・ 手で地面を触ってから(かがんでから)キャッチ
・ その場で1回転してからキャッチ(右回り、左回り)
・ ジャンプして空中でキャッチ
・ 地面に落ちる前に足でコントロール
・ ボールの下をくぐって走り抜ける など
※ 落とさずにキャッチが難しければ1バウンドから始めましょう
ボールを手で持って、
・ ボールを落とさずに体の周りを回す(右回り、左回り)
・ 足を開いて立ち、足の周りを8の字の動きでボールを転がす
・ 地面にボールを落とさずに、足の周りを8の字にボールを動かす
・ 体のいろいろな部位にボールをのせて止める(おでこ、足の甲など)
ボールを足下に置いて、
・ ボールの上をジャンプで飛び越える(前後・左右、片足)
・ 足の裏で左右交互にボールを触る(タップ)
・ 手を前後で叩きながらタップを行う(2拍子)
・ 手の動きを4拍子(手を肩、外、肩、手を叩くの順)でタップを行う
・ 左右交互でインサイドで触る
・ シャッフル、ダブルタッチ
・ シザーズ、ステップオーバー
・ マルセイユルーレット など
※ いきなり全メニューを行うのは難しいので、
メニューを何日かに分けて行い、少しずつできるようにしていきましょう。
コーチングポイント
- さまざまな課題で子どもたちのボール感覚や創造性を促進する。
- コミュニケーションを図りながらボール交換や課題にチャレンジする。
バリエーション
- 課題を競争形式で行う(一定時間の最高回数を競うなど)