鬼ごっこ形式で楽しみながら行うことで、自然と顔を上げながら細かなタッチのドリブルに取り組むことができるメニューです。ドリブルの種類を利き足以外やアウトサイドのみなど変えながら、さまざまなバリエーションで行ってみてください。
1回10~15秒で終わりますが、繰り返していくとけっこう疲れるので、楽しんでいるうちに自然と持久力(回復力)もトレーニングすることができます。Viel Spaß!
重点
ドリブル(ターン)、認知・判断、持久力(回復力)
準備
- マーカーやコーンで1辺1mの三角形を作る。
- 選手2人がボールを持って三角形の周りで準備する。
進め方
- 鬼役(赤)と逃げる役(青)を決める。
- 三角形の中に入らずにドリブル鬼ごっこ。
- 鬼役は10~15秒以内に逃げる役をタッチしたら勝ち。逃げる役は鬼役にタッチされずに逃げ切ったら勝ち。
- 4~6人組で役割やドリブルの種類を変えながら行い、見ている選手が審判役を担当する。
コーチングポイント
- 細かなタッチのドリブルで最短距離を移動する。できる限り三角形を大回りしないようにする。
- 逃げる役は鬼役の動きを観ながらドリブルし、鬼役が逆回りしたときに素早くターンできるようにする。
バリエーション
- 三角形の大きさを変えて難易度を調整する。
- ドリブルの種類を変える。利き足以外、アウトサイドのみなど。
- 鬼ごっこの時間を変える(10~15秒)。
- ポイント先取制。鬼がタッチしたら1ポイント獲得。コーンやマーカーにボールが当たったらマイナス1ポイント。ポイントが発生するたびに逃げる役と鬼役を交代しながら、設定ポイント(例:3ポイント)まで行う。
- 2対1で行う(Tr195)。