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Tr151) Go & Come【オフ・ザ・ボールの動き】

マークを外すために必要なオフ・ザ・ボールの動きを学べるメニューです。ドイツ語では「Gehen & Kommen(ゲーヘン・ウントゥ・コメン)」というメニューで、Gehen(ゲーエン)は”行く”、Kommen(コメン)は”来る”という意味です。英語に直すと「Go & Come」となります。

ボールが欲しいからといって相手にマークされたままなんとなくボールホルダーに寄ってきてしまうと、ボールを受けた時にはスペースがほとんどなくすぐにディフェンダーに追い込まれてしまいます背後を狙うことで相手が下がれば足元にスペースが生まれ、相手が自分に食いついてきたら背後のスペースが空くことになります。このメニューでは3つのマーカーを使ってボールから離れる」「ボールに寄る」という2つの動きを明確にすることにより相手のマークを外すポイントを学んでいきますViel Spaß!

重点

オフ・ザ・ボールの動き、コミュニケーション(アイコンタクト)、パス

準備

  1. スタート地点から4mと8m離れた場所にマーカーを3つずつ置く。3つのマーカーの間は1m。
  2. 遠い方の3つのマーカー前に選手が1人入り、残りの選手はスタート地点にボールを持って準備する。

進め方

  1. ボールを持っていない選手は片方のマーカー間を通ってボールから離れ(Go)、すぐにもう1つのマーカー間を通って(Come)ボールを受ける(図a)。
  2. ボールを1タッチでリターンしたあと、すぐに近いほうの3つのマーカーに移動する(図b)。
  3. 内側の間を通ってボールに寄り(Come)、タイミングよく外側の間から飛び出して(Go)スルーパスを受ける(図c)。
  4. 役割やサイドを変えて繰り返す。

コーチングポイント

  1. Go➡Comeの動き:ボールから離れたあとスピードと方向に変化をつけてボールに寄る。ディフェンダーから一瞬離れてボールを受けるイメージ。
  2. パスの出し手は、ボールに寄ってきた選手が1タッチでリターンし、そのまま手前のマーカーに動けるようにタイミングとスピードを調整する
  3. 1タッチでボールを落とした足がそのまま次の一歩になるようにスムーズに動く。
  4. Come➡Goの動き:内側の間から入り外側の間に動くときボールから目を離さない(ボールに背中を向けない)身体の向きを保つためにバックステップを使う。
  5. 早すぎず遅すぎず、強すぎず弱すぎず、味方が外側の間を飛び出すタイミングでスペースにスルーパスを出す。1タッチかコントロールしてからパスか判断する。

バリエーション

  1. スタート地点から3つのマーカーまでの距離や角度を変えて行う。
  2. 2人に1人がボールを持ち、ピッチにマーカーをランダムに置いて行う(下図)。課題を変えながら(Go➡Come、Come➡Go、フリー)行う。



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