「動く - 楽しむ」ということを目的とした子供向けのメニューですが、とにかくしゃべることが必要なメニューなので、コミュニケーション不足や声を出すことが課題となっている中学生や高校生以上にも最適なメニューです。
Tr19) 増やし鬼 – 突破では一つの方向に向かって走る、止まる、ターンなどの基本的な動きを学びましたが、今回はさまざまな方向から相手が来るのでさらに周りを見ることや味方とコミュニケーションを図るシチュエーションが多くなります。Viel Spaß!
※ たくさんしゃべらないといけない他のメニュー
Tr11) ハンドボールをつけてエッケ【認知・判断+テクニック】Tr9) 絶対2タッチとTr10) 色分けのルールでTr7) エッケのバリエーションを紹介しましたが、このメニューでは足で扱うボールのほ...
重点
コミュニケーション、状況把握・判断、さまざまなステップ
準備
- 人数に合わせて四角形を作る(例:15x15m)。
- 各選手がビブスを「しっぽ」として腰につける。
- 2人組を組んでグリッド内に入る。
進め方
- 開始の合図で2人1組で手をつなぎながら他チームの「しっぽ」を奪いに行く。
- 手を使って「しっぽ」を守ることはできない。ステップでかわす。
- ビブスを取られても、他のチームのビブスを奪ってつけなおすことができる。2人とも「しっぽ」がついている状態でビブスを奪ったら、2人の間の手で”ためて”おく。
- ビブスを取られたあと、「ためてあるビブス」があれば補充することができる。
- 一定時間(例:2分)で終了し罰ゲームを行う。「しっぽ」が1人ないチームは二人とも腕立て3回、2人ともないチームは5回など。
- つなぐ手やパートナーを変えて何回か行う。
コーチングポイント
- 相手チームがどこにいるか周りを見る。
- 2人でコミュニケーションを図る。
- 情報を共有して2人でスムーズに動く。
バリエーション
- 個人戦で行う(幼児など)。