Tr157) ドリブル対応と同じく守備の基本トレーニングです。1対1は攻撃も守備もボールが来る前から勝負が始まっています。このメニューでは少しでも優位な状況から1対1を開始するために、ボールへのアプローチやステップ、身体の向きなどを学ぶことができます。さまざまなタイプの相手と対戦して自分の得意な間合いや異なるタイプに対する対応方法を発見してみましょう。Viel Spaß!
Tr157)ドリブル対応【守備の基本】攻撃にはドリブル、パス、ボールコントロール、シュート、ヘディングの5つのテクニックが存在しますが、守備にもタックリング(ボールを奪う)と...
Tr159) 背後からの守備(インターセプト)【守備の基本】1対1は攻撃と守備が対面する状況と攻撃側がディフェンダーを背負った状況の2つに分けられます。このメニューは攻撃の選手がディフェンダーを背...
重点
守備のアプローチ(ステップ、ポジショニング、身体の向き)、攻守の切り替え
準備
- 約20mの間隔でミニゴール(コーンやマーカーでも可)を設置する。
- ミニゴール脇にボールを持ってディフェンダー(赤)、その約10~15m前に攻撃の選手(青)が準備する。
進め方
- ディフェンダーが攻撃の選手にパスを出し1対1を開始する。
- ボールを受けた攻撃の選手は攻撃方向のゴールを目指す。
- ディフェンダーはボールを奪い逆側のゴールを目指す。
- 中央(図a)やサイド(図b)などで角度を変えながら行う。
コーチングポイント
- シュートコース(縦パスコース)を切りながらボールの移動中に必要なだけ距離を縮める。できる限り相手に自由を与えず、コントロールミスが起きた時にボールを奪える距離まで。
- 攻撃の選手がボールをコントロールするタイミング(パスのスピード)に合わせて、細かなステップに切り替えて重心を調整し相手の動きに対応する。例:相手が良い形でボールを受けて仕掛けてきたときにバックステップで対応し一発で入れ替わらない。
- 緩やかな曲線を描くようなアプローチとゴール側を切る身体の向きで対峙し相手をゴールから遠ざける(図c&d)。突っ込みすぎて入れ替わったり(図e)、ゴール側に突破されたりしないようにする(図f)。
- その他、Tr157) ドリブル対応も参照。
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バリエーション
- 攻撃の選手とディフェンダーの距離を変更して難易度を調整する。
- ゴールキーパーのいるゴール前で行う。
- 2対2や3対3で行う。
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